2015年2月7日 夜9時〜
宮地 眞理子（みやち まりこ）
1978年2月27日生まれ。神奈川県出身。女優として映画、TVドラマ、舞台などに多数出演するほか、CM、雑誌等でも幅広く活躍。趣味はボディボードと映画鑑賞。「映画は本当に大好きですね」との言葉通り、映画雑誌に連載を持っていたこともあり、自身でも「RAILWAYS」（'10年）、「誘拐ラプソディー」（'10年）に出演。ドラマではTBS「温泉へGO！」('08)にレギュラー出演する。特技は、新日本舞踊、合気道。ミステリーハンターは今回で51回目（スペシャルの回は含まず）。
私たち人間が生きていくために不可欠な水。ミステリーハンターの宮地眞理子さんが向かったカンボジアの首都プノンペンは、あまり知られていませんが東南アジアでは極めて珍しい水道水が飲める街。長い内戦で傷ついたカンボジアに安全な水道水をもたらしたのは、祖国に明るい未来を築こうと奮闘努力したカンボジアの人たち、そしてそんなカンボジアの人たちと夢を共有し尽力した北九州市の水道局の人たちでした。世界から「プノンペンの奇跡」と称された偉業を成し遂げた、日本とカンボジアの絆物語に迫ります！
「プノンペンの奇跡」と言われるプロジェクトの中心となった方たちは、みなさん明るくチャーミングな方たちでした。それ笑えないでしょ！という話をジョークを交えて語ってくださるんです。厳しい仕事であればあるほど、明るさって大切なのかもしれませんね。そして同時にみなさん仕事に対して真摯で、強い信念を持っていらっしゃると感じました。カンボジアの方たちは本当に労を惜しまず働き、努力するので派遣された北九州市の水道局の方たちも何としてもこのプロジェクトを成功させたいと思ったそうです。またカンボジアと日本の職員の関係が対等でなくてはうまくいかないと、現地の人たちが行くお店で一緒にお酒を飲み、みんなが食べているものを食べたそうです。そしてお話を伺うと、みなさん一様に誰ひとり欠けてもこの成功はなかったとおっしゃっていたのには感動しましたね。ビジネスを超えたところにこのプロジェクトの成功の秘密があったんじゃないかと思いました。
元気に学校に通う子どもたち
水道が引かれるまで水汲みは子どもの仕事だった