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第1338回
あなたの知らない
華麗なる英国貴族の世界

2014年11月22日 夜9時〜

若き貴族が集うスコットランドのお城へ!
伝統のスポーツそして晩餐会とは?

スコットランドのブルーム家で過ごさせて頂いた2日間は、生涯忘れられない素敵な思い出になりました。でも前日に受けたマナー教室では、たくさんのお作法があってちゃんとできるか心配でした。そして伺ったブルーム家は、想像以上に凄いご邸宅で、敷地は延々と広く川が流れ、丘があり、森がありというスケール。1000年以上の歴史があるというお住まいは、とても大きなお城でした。ですから正直初めは不安の方が大きかったですね。

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ブルーム家を訪れる前日に受けたマナーレッスン

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ブルーム家に集まった貴族のみなさん
「私と同世代で、同じ年の方もいました」(野々さん)

でも今回の週末の集いのホストであるブルーム家のフレディさんをはじめ、集まった貴族のみなさんがとても優しくフレンドリーに接してくださったので、緊張もありましたがとても素晴らしい時間が過ごせました。貴族の三大スポーツと言われる狩猟のシューティングも貴重な経験でしたね。本物の銃を触るのも銃声を聞くのも初めての私は、銃の威力に圧倒されていまいましたが…。私は獲物ではなくクレー射撃の時に使うような的を撃たせてもらったのですが、撃った時の音、振動に立っていられないほどでした。運動会のよーいドンの100倍くらいの衝撃ではないでしょうか(笑)。誰もが気軽に楽しめることではありませんが、みなさんとご一緒して感じたのは、すべて受け継がれてきたものということでした。

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野々さんも晩餐会デビュー

そして晩餐会にも参加させて頂きました。前日のレッスンでは、3口食べたら隣の人と話して、また3口食べたら反対側の人と話すようにと教えてもらい、本当に食事中にそんなことができるのかなと思っていたのですが、みなさんごく自然に、スマートに実践されていました。ですが私は、話しかけて頂くたびに英語を聞きとるのと話すのに必死で、気が付けば私だけほとんど食事に手を付けていない状態(笑)。すみません!急いで食べますと言う私に、みなさんは気にしないで、大丈夫よと気遣ってくださいました。一同正装して、長テーブルに座り、照明はキャンドル、代々受け継がれてきた食器やカトラリーで食事をする映画のようなシチュエーションでしたが、実はとてもアットホームで楽しい晩餐なんです。私がホストのフレディさんにとても美しいお住まいですねと言うと、周りから「美しい?ありえない!」「ここはただ古くて大きいだけさ」なんて若者らしいジョークも飛び交います。私が英語が拙く恐縮していること、初めての体験で緊張していることを察して、リラックスして楽しめるように常にみなさん言葉をかけてくださいました。とても温かいおもてなしの心を感じた晩餐でした。そしてそれこそが、みなさんが受け継いできたもので最も素晴らしいものではないかと感じました。

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