2014年10月11日 夜9時〜
古代エジプト遺跡の代表的な神殿や葬祭殿、墓が点在するルクソール。エジプトの最も有名な観光地のひとつです。そのルクソールを今回取材で訪れ驚いたという竹内海南江さんがその様子を教えてくれました。
かつてテーベと呼ばれ首都だったルクソール
これまで番組で何度もエジプトを取材してきましたが、今回ルクソールを中心に取材をして、以前よりずいぶんと変わっていたので驚きました。新たに見学できるようになった遺跡もありましたし、倒れていたものが起こされていたり、街にも新しいお店などができていました。番組でご紹介したツタンカーメンのお墓のレプリカもおススメです。実物のツタンカーメンのお墓がある王家の谷の入口の近くにあります。実物同様に地下にあるレプリカのお墓は、3Dプリンターを使って作られたので、壁画の筆の跡まで忠実に複製されています。本物のお墓の方では柵があり近づいたり触れたりできない所も、レプリカのお墓なら近づいてじっくり見ることができます。ルクソールの新名所ですね。また本物のお墓の方には以前はなかったツタンカーメンのミイラ、もちろんこれも本物ですよ(笑)が安置されています。実物のミイラを見るとツタンカーメンが華奢な少年王だったことが実感できます。
「新たな見所が増えました」(竹内さん)
ルクソールは以前にも増して古代エジプトの世界を満喫できる魅力的な観光地になっていました。ここ数年はエジプトの情勢不安によりエジプトへの渡航を控えている方も多いと思います。実際に今はまだかつてのような賑わいはありません。ですが現地ではこれまで以上に世界各国の人が楽しめる観光地にしようという熱意が感じられました。