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第1314回
五輪開催都市TOKYO
すべての始まりは江戸にあった!

2014年4月26日 夜9時〜

大阪から移り住んだ一族が 江戸前の美味を生みだした!?

東京の魅力のひとつはおいしいものがたくさんあることですよね。なかでも江戸前と言われる魚介料理。実は江戸の食文化は家康が大阪から連れてきた漁師によって大きく変えられることになったのです。家康が江戸に来た頃は、漁業もそんなにさかんではなかったのですが、凄腕の大阪の漁師たちがやってきたことで、江戸前でたくさんの魚が獲れるようになったそうです。佃島の老舗佃煮屋さんを取材したとき、佃煮も彼らが生み出した保存食だったと教えて頂きました。

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「ふっくらとやわらかく煮た佃煮
最高においしかったです」(白石さん)

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築地や日本の魚食文化に詳しい生田さん
「生田さんのなめらかなトークは番組を盛り上げてくださいました」(白石さん)

取材ではアナゴ漁に同行させて頂くというとても楽しい体験もさせて頂きました。エサを入れた仕掛けを海に落としていき、それを回収するという漁です。江戸前のアナゴは舌が肥えているらしく(笑)、良質なエサを入れなきゃいけないそうです。そしていいエサを食べたアナゴは美しく味にも深みがあるんです。またアナゴの仕掛けは長い筒なのですが、筒には小さな水抜き穴がたくさんあいています。それは成長しきっていない小さなアナゴを逃がすためでもあるそうです。このような細やかな配慮をされているからこそ、私たちは今もおいしい江戸前の穴子が食べられるんですね。

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「早朝からの漁はけっこう冷える上に
舟にはおトイレがないので漁の終盤はちょっと
ムズムズ(笑)。でも美しい見事なアナゴを見たら
興奮して何もかも忘れてしまいました」(白石さん)

東京は経済の中心とか、大都市というだけでなく、日本の文化を継承している場所でもあるんだと実感しました。江戸時代に生まれた文化を受け継ぎつつ、時代にマッチした変化を続けてきた街だと思います。今都内のいたる所でさらに暮らしやすくするための開発、そして五輪開催のための建設が進んでいます。10年後、20年後の東京にはどんな魅力が加わっているのかと思うとワクワクしますね。

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太平の世に危機が訪れた黒船来航に
関わりがあるというユニークな姿のゆるキャラ
「お鼻がポイントです」(白石さん)

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