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第1302回
ハッピー・ニュー・ブータン!!
幸せの国の未来

2014年1月11日 夜9時〜

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中田 あすみ(なかだ あすみ)

1988年4月5日生まれ。東京都出身。趣味は、カメラ、手芸、スポーツ観戦、家庭菜園、読書とインドア&アウトドア派。最近は愛車のクロスバイクで走ることもお気に入り。特技は、らくがき風イラスト。レポーター、モデルのほか、NHK「ビットワールド」ピンキーマカロン役など幅広く活躍中。ミステリーハンターは今回で3回目。

2014年初めとなる「世界ふしぎ発見!」の舞台はブータン。世界に足並みを揃えるような近代化はせず伝統文化を大切にし、国民の多くが幸せを感じていることから「幸せの国」といわれてきました。しかし今ブータンでは新しいものを取り入れ、変化の波が押し寄せています。「幸せの国」の人びとが未来に描く「幸せ」とは?ミステリーハンターの中田あすみさんにお話を伺いました。

首都ティンプーではビルやマンションの建設ラッシュ
新しい時代を迎えたブータン

首都ティンプーへ着いたときには、想像していたよりずっと開発が進んでいたので驚きました。取材へ行く前は、もしかしたら電気が通っていない所で寝泊まりするかもしれないと思ったので、携帯の目覚ましが使えないかもしれないからと目覚まし時計を買って持って行ったんですよ。でも不要でした(笑)。何か不便を感じるようなことはなかったですね。ティンプーでもまだ伝統衣装を着た人がたくさんいてブータンらしさは感じるのですが、原宿にありそうなお店もあって新しいものと伝統がとてもいい具合に混ざり合っていると感じました。

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この10年で急速に開発が進んでいる首都ティンプー

地方へ行くと、ほとんどが一軒家で田畑が広がる素朴な風景が残っています。それでもみなさんにお話を聞くと、子どもが留学していたり都市部で会社勤めをして一人暮らしをしていたりと昔では考えられなかったことが今は可能になっているのだと思います。年配の方は、自分たちが子どもの頃は学校へ行くこともできなかったので今の時代に生まれた子どもたちは幸せだとおっしゃっていました。

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今でも仕事など公の場では伝統衣装を着るのが主流
「一枚の布を巻いて着るのですがけっこうしっかり締まっています
裾が開かないので着物を来ているような感覚でした」(中田さん)

そして私が出会った子どもたちは、みんな元気で素直。最初は外国からテレビの撮影の人たちが来たということでちょっとはにかんでいましたが、すぐに興味津々という感じで元気な姿を見せてくれました。自宅を取材させて頂いたテンジンちゃんは、勉強中の英語が使いたくてしょうがないようで、自分の使える英語を駆使して話しかけてくれました。「お姉さんのお母さんの名前は?」なんてことまで聞かれました(笑)。元気で素直な子どもは、何より明るい未来の象徴ですよね。

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すっかり仲良しになったテンジンちゃんとご家族
お姉さんは大学へ行き今は4人暮らし

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「ブータンの人たちとは顔立ちが似ているので
地方の風景もどこか懐かしい感じがしました」(中田さん)

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