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第1298回
アメリカに渡った縄文人!

2013年11月30日 夜9時〜

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宮地 眞理子(みやち まりこ)

1978年2月27日生まれ。神奈川県出身。女優として映画、TVドラマ、舞台などに多数出演するほか、CM、雑誌等でも幅広く活躍。趣味はボディボードと映画鑑賞。「映画は本当に大好きですね」との言葉通り、映画雑誌に連載を持っていたこともあり、自身でも「RAILWAYS」('10年)、「誘拐ラプソディー」('10年)に出演。ドラマではTBS「温泉へGO!」('08)にレギュラー出演する。特技は、新日本舞踊、合気道。ミステリーハンターは今回で47回目(スペシャルの回は含まず)。

次回「世界ふしぎ発見!」の主人公は日本の先住民だった縄文人。素朴で原始的な暮らしをしていたというイメージを覆すような驚くべき事実が明らかになってきたというのです。縄文人の謎を探るため、アメリカそしてエクアドルまで取材をしてきたミステリーハンターの宮地眞理子さんにお話を伺いました。

その鑑定結果に全米が騒然!
17年前に偶然発見されたケネウィックマンとは?

17年前に発見された人骨、ケネウィックマンを取材するためにアメリカのワシントン州へ行ったのですが、ここで見聞きしたことは本当にどれも衝撃的でした。日本ではそれほど知られていないことですが、ケネウィックマンはおよそ9500年前の人骨で、日本の縄文人やポリネシア人の祖先の骨に最も近いという鑑定の結果が出たのです。

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ボートレースの応援に来ていた青年が
偶然に発見したケネウィックマン
骨の鑑定を行った法医学人類学者のチャターズ博士

日本人の祖先に関わる話ですが、日本ではそれほど大きな話題にはなりませんでしたよね。ですがアメリカの先住民の方たちにとっては、アイデンティティに関わる重大なことでケネウィックマンの鑑定結果は全米を揺るがすほどの事件になったのです。今も骨や発見された場所は厳重に管理されています。さらに驚きなのは、縄文人は海を渡ってアメリカ大陸へ辿り着いたのではないかという説があることです。飛行機で行くのも大変な場所へ、縄文時代の船で一体どうやって?と思いますよね。

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ワシントン州の環境局が保管している
東日本大震災の漂流物
これらの物も海流にのってアメリカまできた

その可能性を示すひとつが、海流です。日本とアメリカは広い太平洋に隔てられていますが、海流は繋がっているのです。海流の力を借りれば、縄文時代の船でも日本からアメリカへ辿り着くことができるのではないか、と。実証するのは大変だと思いますが、そうあってほしいと思いました。もしそれが事実なら日本人の祖先凄いぞ!ってなりますものね。

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「今回取材で、アメリカ・エクアドル・日本の三ヶ所で
太平洋を見て感慨深かったです」(宮地さん)

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