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第1292回
人は何故太るのか?
〜生命と肥満のミステリー〜

2013年10月19日 夜9時〜

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浜島 直子(はまじま なおこ)

1976年生まれ。札幌出身。「はまじ」の愛称で親しまれ、雑誌、CMで活躍中のモデル。趣味は編み物、読書、ダイビング。
LEE専属モデル、NHK総合「あさイチ」、NHK Eテレ「チョイス@病気になったとき」(土曜 午後8時〜)、 TBS「暮らしのレシピ」(土曜 午前9時25分〜)、BS-TBS「LEE Style+」(次回10月19日土曜 午後1時〜)など、幅広く活躍中。ライフスタイル本「はまじのはじまりA to Z」(集英社)も発売中。
ミステリーハンターは今回で69回目(スペシャルの回は含まず)。

次回「世界ふしぎ発見!」は、時間を75分に拡大した肥満スペシャル。今世界各国共通の深刻な社会問題となっている肥満のミステリーに挑みます。まずは、肥満大国と言われるアメリカとメキシコを取材した浜島直子さんにお話を伺いました。

美味しいものが簡単に手に入るという落とし穴

アメリカとメキシコで肥満に悩む人たちを取材しましたが、何故太るのか、そして肥満になることへのデメリットを理解することがとても大切だと感じました。体重でギネスにも登録されたマヌエルさん、そして肥満を解消するための合宿に参加していた10代の子たちの食事を見させて頂いたのですが、減量に真剣に取り組んでいる彼らのメニューは、野菜や果物が多く、炭水化物や高カロリーの肉がほとんどありません。でもみなさん「おいしい」と満足しているんです。それは、肥満になる仕組みとデメリットを学び、なぜこのような献立なのかちゃんと理解しているからなんですね。美味しいものを、誰でも簡単に食べられるようになったのは、とても良いことなのですが、食べ過ぎという事態も起こしてしまいます。美味しいものは魅力的ですからね。私も今回の取材で久々に炭酸ジュースを飲みましたが、暑かったこともあって、その爽やかな喉ごしと甘みに「おいし〜!」と思いましたもの(笑)。

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普段は「ノー運動」を誇る?はまじ。でも撮影でヨガや
ストレッチをしても難なくできていたそうですが…
「肥満解消合宿の運動は、数分でギブアップでした!(笑)」。(浜島さん)

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以前は600キロ以上体重がありギネスにも登録されたマヌエルさん
「とても礼儀正しく謙虚で、前向きな考え方をする
素敵な方でした。モテるのもわかりますね(笑)」。(浜島さん)

肥満には遺伝的要因もある?

また番組では、肥満には遺伝的な要因もあることを検証しています。研究では、アメリカ先住民のピマの人たちに「肥満遺伝子」と呼ばれている特殊な配列の遺伝子を持つ人が多いことが分かっています。でもメキシコ山岳地帯へ移住したピマの人たちはアメリカ在住の人たちより肥満が少ないのです。

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肥満遺伝子を持ちながらも
素朴な村で暮らす子どもたちはスリム

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豆やトウモロコシを食べてきたメキシコのピマの人たち

メキシコのピマの人たちを取材していると、村では日々の生活で体を動かすことが多いことがわかりました。私たちがあるご家庭を取材させて頂いた時、家の裏の丘で作業しているお父さんが持っている鍵が必要になったんです。その時その家のお母さんは、いきなり外に出て丘に向かって大声で叫ぶんです。多分「鍵が必要だから持ってきて」と言ったのでしょうね(笑)。丘からお父さんの顔がひょっこり出てきて、その後20分くらいかけて持って来てくれました。何かをするとき手間や時間がかかるのを現代人は嫌がりますが、こういう生活していたら肥満にはならないなと思いました。

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山岳地帯の美しい村での暮らしは体を動かすことが多い

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