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第1286回
祝!EU加盟
愛と勇気のハートフル・クロアチア

2013年8月31日 夜9時〜

クロアチアでよく見かけるハートのオーナメント
世界遺産に登録されている伝統菓子リツィタル

あらゆる世代の女性に根強い人気を誇るハート型。そんなハート好きの方は、是非クロアチアへ!首都ザグレブはハートのモチーフで溢れています。その由来は400年の歴史がある伝統菓子リツィタル。クロアチアの象徴となっている愛らしいお土産品リツィタルの魅力をご紹介します!

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番組でもご紹介したクロアチアの聖地
マリア・ビストリツァ村のリツィタル

伝統的なリツィタルのハートは、すべてお菓子の材料でできています。小さな鏡がついているのは、「そこに映っているあなたが私の心に映っています」という意味で、もともと男性が女性に愛の告白をする時に贈るものでした。

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ハート以外にも愛らしいモチーフがいっぱい!
すべてリツィタルと同じ製法で作られたもの
右上のハート型のものが鏡のついた伝統的デザイン

「リツィタルの生地の材料はとてもシンプルで、卵と小麦粉、それからはちみつが入っているのと入っていないのがあるそうです。まだコーティングされていないクッキーの状態のときは卵ボーロのようにやわらかいのですよ。それが色を付けた砂糖のコーティングをして乾燥させるともの凄く硬くなるんです。その硬さは食べ物じゃないですね。食べたら歯が欠けちゃうかも(笑)。お店の方は、20年は持つとおっしゃっていましたが、保存状態によっては100年持つそうです!」。(ミステリーハンター・坂本三佳さん)

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コーティングされたリツィタルは
約2週間かけて乾燥させる

「私がマリア・ビストリツァ村で取材させていただいたのは、本当にこぢんまりとした工房でした。キッチンのようなスペースにハートがいっぱいあって、それを見ているだけでとても温かな気持ちになってきました。ですからその絵本の世界のような愛らしい雰囲気と世界遺産という重厚なイメージがちょっと一致しなくて(笑)。でもこれからも受け継がれ、愛され続けてほしいと思う素敵な一品でした」。(坂本さん)

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リツィタルを作っているのは
今ではヨーロッパでも数少ない「家内制手工業」
家族で力を合わせ伝統を守っています

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