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第1282回
アントワネットと石の心臓
知られざる母と子の物語

2013年7月20日 夜9時〜

現代科学によって明らかになった
大聖堂に安置された心臓の謎

フランスではかつて高貴な人の遺体、なかでも心臓に聖なる力が宿ると信じられていたそうです。取材をした心臓は、フランス歴代の王家の墓があるサンドニ大聖堂の中にありました。美しいクリスタルの容器に納められた心臓は、年月が経ち過ぎて石のようになり、どう見ても心臓とは思えませんでした。長い間この心臓が誰のものか特定できなかったそうですが、最新科学によってほぼ真実を突き止めることができたのです。現代科学の凄さを実感しました。注目の心臓は果たして誰のものだったのか。どうぞ番組でお楽しみください!

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遺伝子学の世界的権威カシマン教授
ミスターDNAと呼ばれる教授が謎の解明に挑んだ

母として生きたアントワネット最期の日々

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有名なアントワネットの肖像画
しかし幽閉されてからは質素な衣服だった

マリー・アントワネットと言えば、自由奔放で傲慢、国民の気持ちも考えず国政を乱し、ギロチン台で処刑された人物というのが一般的なイメージですよね。正直なところ私も初めはそんな印象を持っていました。でも今回取材前に読んだ伝記の中に心に響く言葉があったんです。それはまさに今回番組でスポットを当てたフランス革命によって囚われの身になった時の言葉で「不幸になってはじめて、自分が何者か、本当にわかるのです」というものでした。

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小さな部屋に幽閉された彼女は、自分の愛する家族のために、元々備わっていた本来の力を発揮し、強く勇敢な魂でもって本当の王妃となり、母となってゆきます。その姿は多くの女性が共感できるのではないでしょうか。私もマリー・テレーズの回想録を朗読しながら、痛いほどにアントワネットとその家族の気持ちを想うようになりました。夏休みも始まる頃ですし、ご家族でご覧になって頂ければ嬉しいなと思います。

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