2013年2月23日 夜9時〜
食材が豊富でアジアの中では比較的あっさりとした味のベトナム料理は日本人にもホッとする味。ミステリーハンターの岡田茉奈さんにベトナムの食の魅力について伺ったインタビュー後編をお楽しみください。
たっぷり盛られた香草にご機嫌!
今回初めてベトナムを訪れて、バラエティ豊かなベトナムの食に魅了されました。野菜が多いので、たくさん食べても胃がもたれたり体が重くなったりしないで、暑さのなかでも体調を崩すことなくロケを終えることができました。スタッフのなかには10日のロケで2キロも痩せたという方もいました。お腹いっぱい食べて痩せるなんて嬉しいですよね。私の一番のお気に入りは、チキンスープのフォーです。米粉の麺はとても喉ごしが良く、大好きな香草をたっぷり入れて毎日食べていました。
日本では小麦粉アレルギーが増えていて
米粉を使った製品が注目されている
またベトナムでは暑い時こそ鍋料理というのも新鮮でした。日本人も鍋好きですが、やはり寒い時期の定番料理ですよね。ベトナムではクーラーの効いた部屋で熱い鍋を食べるのが最高!という人が多いのです。暑いと体を冷やし過ぎてしまうので鍋は体も喜ぶメニューです。そして今回取材で食べた鍋の中で印象的なのが、クエスチョンでご紹介したラウ・ホアという花鍋です。花はベトナム南部で一般的に食べられている食材で、市場にも1年中いろいろな種類の食用花が売られています。
カボチャやニラの花、ゆりなど
エビなどの魚介の出汁で頂く花鍋
花鍋のお味ですが、あっさりしていて暑い時期に食べるのにはぴったりの具材だと思いました。ほろ苦さやえぐみもほとんど感じませんでした。菜の花やレタスに近い味や、熱を通すと煮込んだ長ねぎのような甘さを感じるものもありました。エビのお出汁にもよく合っていましたよ。あまりグツグツ煮込んでしまうとクタッとなってしまう花もあるのでしゃぶしゃぶ感覚で食べるのもいいのではと思いました。