2012年12月22日 夜9時〜
フィリピンにはタミロックと呼ばれる珍味があって、パラワン諸島の豊かな森で育ったタミロックは、特に美味しいと有名だそうです。でもその正体はなんと、ジャングルの木の中に生息するフナクイムシ。確かに見た目はまさしく「虫!?」ですが、実は堅い頭を使って木の幹を食べながら成長する二枚貝の一種だそう。その味は、カキよりもずっと磯の香りが強い(ある意味生臭い)塩辛のようだとか。フィリピンの人たちはお酢をつけて、ビールのおつまみに食べるそうです。
腐った木に生息するフナクイムシ。
ジャングルの泥の上に落ちていた木の皮を剥いだら…!
タミロックに挑戦したミステリーハンターのサントス・アンナさんやスタッフ によると、お店で出される下処理をしたタミロックは貝の一種に見えるそうですが、ジャングルで生息する様子を見た時はやはり「ミミズ!?」と思わずにはいられなかったとか。食べた後は胃から匂いが上がってくる(?)ため味の濃い料理を掻き込んだり、パイナップルジュースをゴクゴク飲んだりしたそうですよ!
フィリピンへ行かれたら珍味もぜひ!?