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第1254回
太古の海は生きていた!
カザフスタン 白きロストワールドの秘密

2012年11月24日 夜9時〜

聖人たちの墓に見守られかつて多くの人が
修行に励んだ場所「シャクパク・アタ」

12世紀頃につくられたと伝えられているシャクパク・アタ・モスクは、断崖を十字にくりぬいた変わった形のモスクです。こちらのモスクは訪れる人が少ないモスクですが、今から900年も前に修行していた人々と同じ場所に立っていると思うと厳かな気持ちになります。モスクの周りにはここで生活していた聖人たちのお墓がたくさんあり、かつてこの場所に多くの人々が暮らしていたという面影を感じることができます。

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およそ900年もの歴史をもつシャクパク・アタ

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写真はライトを使っているが地下のモスク内はかなり暗い

世界中にある多くの史跡が観光化している今、荒野に残されたこれらの地下モスクは、ひっそりと今もその純粋な役割を伝えている貴重な場所です。観光客がほとんど訪れることのない白亜の大地と、その近辺にあるイスラムの史跡を巡ることで、太古の海が作り出した大地に人々がいかにして文化と歴史を築きあげていったのかを感じることができ、感慨深い気持ちに誘ってくれました。

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雄大で不思議な景観の絶景が多いカザフスタン
その傍らには人間の歴史が刻まれた場所もある

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