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第1254回
太古の海は生きていた!
カザフスタン 白きロストワールドの秘密

2012年11月24日 夜9時〜

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白石 みき(しらいし みき)

モデルをしていた母の影響のもと、3歳よりモデルとしてデビュー。以来、ファッション誌や広告、CM、ドラマ、バラエティ番組などで活躍。現在は、レポーターやMCアシスタントとしても活動の場を広げている。
公式ブログは「白石みきの喜怒哀楽ちゃん日記Ver2.0」。
ミステリーハンターは今回が15回目。

まだ大陸が分裂する前、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸の間に遠浅の巨大な海がありました。カザフスタンにはその海の痕跡が多く残され、長い年月を経て雄大で他では見られない独特な景観を生みだしました。草原の国カザフスタンではどんな不思議に出会えるのでしょうか?ミステリーハンターの白石みきさんにお話を伺いました。

国の面積が世界第9位という広大な国カザフスタン
未来都市、カスピ海沿岸のリゾート、そして草原

砂漠に突如美しい街が現れたみたいなおとぎ話があったと思うのですが、首都のアスタナは、まさにそんな街でした。15年前に建設が始まって、完成予定は2030年だそうですから、まだ計画の半分くらいでしょうか。これからもっと街の様子が変わっていくのだと思います。どんな街にもたいてい路地裏などに昔ながらの建物が残っていますが、アスタナにはそういった場所がありません。世界でもかなり珍しい都市だと思います。本当に「新しい街」でしたね。

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15年前から建設が始まった新首都アスタナ
以前はステップと呼ばれる乾燥した草原だった

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アスタナの街のグランドデザインを考案したのは建築家・黒川紀章氏
街の完成をイメージした巨大ジオラマ

首都アスタナは、冬に氷点下40度を記録したこともある寒い地域なのですが、カスピ海沿岸の街アクタウは一転して温暖なリゾート地でした。そしてカスピ海はキャビアのチョウザメで知られています。現在カスピ海のチョウザメは禁漁になっているのですが、冷凍保存してあるチョウザメの身もここでは食べられるんです。ケバブ(串焼き)で食べるのが一般的で、これが大きいんです!撮影のときに串から身をはずすのが大変で、平静を装ったつもりでしたがVTRを見たら四苦八苦しているのがバレバレでした(笑)。

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「アクタウにはおいしい魚介料理が
たくさんありました」(白石さん)

そして草原地帯では、昔ながらの生活をしている方たちにも会えました。お家に住んでいらして、遊牧生活はしていませんが、ラクダや羊を飼って暮らしています。ラクダは運搬や皮を使うために飼育しているのかと思いましたが、ミルクも貴重なんですね!お世話になったご家族にラクダのミルクから作る加工品を頂きました。ミルクを発酵させたお酒、乾燥チーズ、サワークリーム、なかでもとても美味しかったのが生キャラメルです。ラクダのミルクはちょっとクセがありますが、とても濃厚でコクがあるので、キャラメルにすると美味しさが際立ちます。取材したご家族のシンプルですがとても清潔で居心地のいいお家に一晩泊めて頂いたことも忘れられない思い出になりました。

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家族みんなが協力して4時間混ぜ続ける生キャラメル
「子どもたちも大好きなお菓子です」(白石さん)

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