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第1251回
チリ→アルゼンチン
奇跡の花園と天空のアンデス

2012年11月3日 夜9時〜

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諸岡 なほ子(もろおか なほこ)

1975年4月19日生まれ。福岡県大牟田市出身。中央大学・総合政策学部卒業。
趣味は読書、散歩。作詞家MONAとしても活動中。著書に旅のエッセイ&写真をまとめた『地球のどこかの秘境から!?』(実業之日本社)。
オフィシャルブログは、「旅の途中のスウィートホーム」。
ミステリーハンターは今回で53回目(スペシャルの回は含まず)。

日本から1万7000キロ離れた南米チリは、冬が終わり春を迎えています。ミステリーハンターの諸岡なほ子さんに、砂漠の春の奇跡、そして現地の人たちとのエピソードを聞かせて頂きました。

400年間雨が降らなかった記録も!!
チリ北部1000キロに広がるアタカマ砂漠

私がチリと聞いてすぐに思い浮かんだのはサーモンとワイン(笑)。沿岸部のイメージが強かったですね。今回の取材地アタカマ砂漠へは、首都サンティアゴから飛行機で向かったのですが、窓から見えていた景色が山から砂漠になり、こんな砂漠に町があるのかなぁと思っていたら、砂漠に飛行機が着陸(笑)。その時すごい所へ来たぞと思いました。春ということもあって気温は高くなく、むしろ寒いくらいなのですが、日差しと乾燥はまさに砂漠だと実感しました。

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厳しい環境の中でも逞しく生きている動植物が
「今回のロケではとてもラッキーなことに
あまり見られない生き物たちに遭遇しました」(諸岡さん)
番組でご紹介しています。お楽しみに!

世界で最も乾燥した大地に咲く可憐なワイルドフラワー

過酷な砂漠にも美しい春の訪れがあるのですね。山のワイルドフラワーは、だいたい群生地が決まっていますが、砂漠の場合強烈な風に種が飛ばされるので、いつどこにどんな花が咲くか、花が咲くまでわからないそうです。しかも毎年必ず咲くとは限りません。開花は雨の量によって変わるのです。

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40年以上、砂漠のワイルドフラワーを調査している
日系2世の曽根さん。奇跡の花園を何度も目撃しています

今回アタカマ砂漠のワイルドフラワーについていろいろ教えて頂いた曽根さんは、「ワイルドフラワーに忍耐を教えてもらった」とおっしゃっていました。カラカラの大地で何年も命を繋ぎ、雨がたくさん降ったとき一斉にみずみずしい生命を現わす。その命が燃え盛る瞬間が、花というのも素敵です。またその花たちはみんな可愛らしく可憐で、色とりどり。曽根さんに見せて頂いたお写真には、ひとつの種類の花が一面に咲いているものだけでなく、さまざまな種類の花が咲き乱れているものもありました。砂漠のワイルドフラワーは、ドラマティックかつロマンティックですね。

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「アタカマ砂漠に咲く花には、日本でよく見る花もあるんです。
花屋さんで見かけたら愛おしく感じてしまうでしょうね(笑)」(諸岡さん)

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