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第1242回
渡部陽一が挑む!
コモドドラゴンと小型人類の謎

2012年8月18日 夜9時〜

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渡部 陽一(わたなべ よういち)

1972年9月1日生まれ。静岡県富士市出身。明治学院大学・法学部卒業。
戦場カメラマンとして学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続け、惨状の報告だけに止まらず、極限状況における家族や子どもたちの姿も追う。また独特の語りが人気を集め、ラジオ、バラエティ番組にも数多く出演。写真集のほか朗読作品も出している。主な著書に、『MOTHER-TOUCH 戦場からのメッセージ』(辰巳出版)、『硝煙の向こうの世界−渡部陽一が見た紛争地域−』(講談社)など。
オフィシャルブログは、「戦場からこんにちは」。
ミステリーハンターは今回が初めて。

生物は、そして私たち人間は、どのように進化してきたのか?諸説はさまざまありますが解明できていないことも多いこの謎を解く鍵が、インドネシアの素朴な島にあると言います。今回ミステリーハンターに初挑戦をした戦場カメラマンの渡部陽一さんに、ジャーナリストの視点でその取材体験を聞かせて頂きました。

独自の文化そして生態系が今も息づく島に進化のミステリーが!

インドネシアというと、オランウータンなどが生息する熱帯雨林、あるいはバリなどを代表とするビーチリゾートをイメージされる方が多いかと思います。しかしインドネシアは東西約5000キロにも及ぶ国で、エリアによって気候風土、文化、宗教、そして民族そのものにも違いがあるんですね。私が今回取材で訪れたフローレス島、コモド島はポリネシアの人たちの色合いも入っています。そして今も独自の風習、そして手つかずの自然が残る秘境とも言える場所です。

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2003年に身長約1メートルの小型の人類の骨が
見つかったリアンブア洞窟
発掘は現在も続けられている

島では、今も昔ながらの生活を営み、それが結果的に豊かな自然を守ることになりました。しかもフローレス島やコモド島は、大陸と一度も繋がったことのない島独特の非常にユニークな進化をした固有の生き物が生息しています。実際に取材で島の方たちに話を聞かせて頂き、またその暮らしを見てとても感銘を受けました。人びとが祖先から受け継いできた暮らし、それは自然の恩恵を受けながらも自然を破壊することのない知恵に満ちていました。

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小型人類の存在を思わせる「エブゴゴ伝説」を
語ってくれたフローレス島の長老と
伝説は族長の一族にだけ伝承されてきた

恐竜の生き残りか?と思わせるコモドドラゴン。成人でありながら身長1メートルの謎の人骨。非常に素朴な島ではありますが、フローレス島、コモド島では世界を驚かせワクワクさせるような発見がありました。それが私たち日本人にとっては親しみのあるアジアの国であることにも、私は喜びを感じます。

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撮影の合間にはいつも現地の方と接していた渡部さん

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