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第1239回
内モンゴル大草原紀行
契丹・幻の黄金騎馬王国

2012年7月28日 夜9時〜

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中島 亜梨沙(なかじま ありさ)

1982年12月22日生まれ。北海道札幌市出身。
宝塚歌劇団にて羽桜しずくの名で数々のヒロイン役を演じる。特技は、フルート、英語。趣味は舞台鑑賞と子供の頃から大好きだった読書。書店に入ると時間を忘れ2〜3時間経ってしまうことも。オフィシャルブログは、「中島亜梨沙のセレンディピティ」。
ミステリーハンターは今回で6回目。

今回はミステリーハンター・中島亜梨沙さんが、日本の国土の約3倍という広大な草原が広がる中国・内モンゴル自治区へ。中国史で唐と宋の間に、遼という国名で登場しますが、自らは“契丹(きったん)”と名乗った騎馬民族初の統一国家について、驚きのレポートを届けてくれます。まずはお話を聞いてみましょう。

今回のテーマは幻の王国“契丹”!?

私も契丹について今回初めて知りました。以前、韓国の時代劇の中で、契丹の配下にあった民族・女真族が攻めてくる!というシーンを見たことはありましたが、その時は“契丹”というのが国なのか民族の名前なのかも分からず…。でもその契丹が実はなんと、巨大なモンゴル帝国を築いたあのチンギス・ハーンが、世界制覇のお手本にした国だったんです!

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モンゴル帝国は1206年に国号を元とし、
最盛期には地球上の4分の1もの陸地を支配。
その元は、元々は契丹のあった場所に作られていた!

契丹の謎を追って内モンゴル自治区へ
そこで待っていたのは…?

内モンゴルと聞いて、私が最初にイメージしたのは大草原!だからどんなところに泊まるのかな?なんて思いながら、首都・フフホトに着くと…、まるで想像していなかった大都会!?「あれ?草原は…」という感じでした(笑)。でも今回、契丹の謎を解く手がかりとしてご紹介する、当時のお墓やそこから見つかった財宝には、もっとすごい時間を越えた驚きが。1000年もの時を経た王国・契丹の痕跡は、どれも鮮明で本当にビックリしました!

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大都会でもひと際目をひく内モンゴル博物院
この地で発見された貴重な遺物が収蔵されている

それは2003年、内モンゴル東部で偶然に発見されたお墓なんですが、木棺などが不思議なほどきれいに残っているんです!それに騎馬民族というと、勇ましいイメージがあると思いますが、発見された品々はそれとは全く違っていました。

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契丹は部族ごとに散らばっていた騎馬民族が
耶律亜保機(やりつあぼき)という人物によって初めて一つになり誕生した国
写真はお墓の中に描かれていた壁画で、当時大流行したゲームの様子

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