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第1236回
メキシコを掘り起こせ!
今、甦るアステカ王国

2012年6月30日 夜9時〜

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坂本 三佳(さかもと みか)

1980年9月13日生まれ。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、写真、ギター。特技はクラリネット演奏、日本舞踊 名取(花柳静清三)。女優として数々のCM、ドラマ、映画に出演。
7月25日〜29日に中野MOMOにて舞台『ぬけがら』に出演する。
ミステリーハンターは今回で65回目(スペシャルの回は含まず)。

国のいたる所に遺跡があるメキシコ。近年発見されたアステカ文明の遺跡とテオティワカンで現在行われている発掘調査をレポートしてきたミステリーハンターの坂本三佳さんにお話を伺いました。

言葉を失う迫力!大都市の地下から発見された
アステカ文明の巨大レリーフ

私は結構中南米の古代遺跡をレポートする機会が多かったのですが、今回アステカ文明の遺跡を取材することになり、アステカ文明って?と考えたのですが具体的なイメージが湧いてこない(笑)。教科書で見た記憶はあるけど、はて?という感じでした。ですから取材を楽しみにしていました。

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荘厳なカトリックの大聖堂も
メキシコ・シティーのシンボル
なかにはアステカの神殿の上に建てられたものも

2006年に巨大な彫刻が発見されたテンプロマヨール遺跡は、まさにメキシコ・シティーの街中にあるんです。その付近では以前にも古代文明のものが発見されていて、何かあるだろうと言われていたそうですが、実際それらしきものが見つかり、掘ってみたらもの凄いものが出てきたという(笑)。私は博物館で見て圧倒されましたが、発掘された方たちが初めて全貌を目の当たりにしたときの驚きは相当なものだったのじゃないかと思います。私だったら驚きを通り越して怖いですよ(笑)。

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縦4メートル、横3.5メートルの巨大な石板
彫刻されているのは何と女神像!
大地を司るアステカ神話の女神トラルテクトリ

テンプロマヨール遺跡のトラルテクトリは、まずその大きさに衝撃を受けますが、描かれている女神も強烈なんです。長い舌は血を表しているそうです。世界には猛烈系の女神さまがたくさんいますが(笑)、あんなに猛々しく表現されているのはめずらしいのではないかと思います。出土された装飾品などには美しいものもあるのですが、全体的にキョーレツ!というのが正直な印象です。数千年前から非常に高度な文明が栄えていた地に巨大都市を築いたアステカの人たちは、武勇を誇る雄々しい人たちだったのでしょうね。

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14世紀から16世紀に繁栄したアステカの都
人口は30万人にも及び
しかもその都は水上都市だった!

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