2012年4月21日 夜9時〜
バレアレス諸島で2番目に大きな島メノルカ島は、マヨネーズ発祥の地と言われています。中心の町マオンで昔から家庭で作られてきたソース「サルサ・マオネーサ」の「マオネーサ」が変化して「マヨネーズ」となったとか。18世紀半ば、メノルカ島を攻撃したフランス軍の公爵が、サルサ・マオネーサを気に入りフランスに紹介。それがきっかけで世界中に広まり、日本には1925年にアメリカから伝わりました。
セレブの別荘とクルーザー並ぶ
メノルカ島のマリーナ
■ボウルとすりこぎで作るまろやかマヨネーズ
私たちが知っているマヨネーズ特有の酸っぱさは、お酢が入っているからですが、サルサ・マオネーサにお酢は入れないので、味はとてもまろやか。基本となる材料は、塩・卵黄・オリーブオイルの3つで、これらを島伝統の道具(陶器のボウルとすりこぎ状の棒)で混ぜ合わせ乳化させます。
■トップ賞にも是非ご応募を!
「今回のトップ賞(視聴者プレゼント)は、メノルカ島で買ったマヨネーズ作りの道具と、ローマ時代から塩の産地として有名だったイビサ島で買った天然塩、そしてマヨルカ島で買ったオリーブオイルです。応募して是非本場のマヨネーズを作ってみてください」。(担当ディレクター)
イソギンチャクのフライと
赤いパプリカ入りのマヨネーズ
メノルカのマヨネーズは
フライのソースにも抜群!
番組でもご紹介したマヨネーズの作り方です。次のページのポイントアドバイスと岡田茉奈さんの体験談を参考に本場の味を再現してみてください!
■本場マヨネーズ「サルサ・マオネーサ」の作り方
●材料
卵黄1個分(常温に戻しておく)
塩少々
オリーブオイル適量(エキストラバージンでない方が良い)
●作り方
(1)ボウルに塩をごく少量入れ、卵黄を加えて、すりこぎで混ぜる。
(2)ある程度混ざったら、オリーブオイルを少量ずつ加えながら、さらにすりこぎで混ぜていく。この作業を10分程度で10数回くらい繰り返す。
(3)粘り気が出てきたら、オリーブオイルの量を少しずつ増やして加えていく。
(4)15分くらい混ぜ続け、固まったら出来上がり。