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第1224回
マチュピチュ新世紀 101年目の真実

2012年3月24日 夜9時〜

発見されてから101年、マチュピチュは今や世界中の人々が集う場所?

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本当に色んな国からみなさん来られていました。マチュピチュでは世界中の言葉が飛び交っていますね。もちろん日本人もたくさんいて、「ミステリーハンターの方ですよね?写真いいですか?」と言って頂いたこともあったんですが、その時はお化粧が崩れ落ち、あまりにもひどい状態だったので、お断りしてしまったのは申し訳なかったです!

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そんな賑やかなマチュピチュを見ていたら、タイムスリップではないけれど、「人がここにいた方が、遺跡にも圧倒的にパワーがみなぎるな。やっぱりここで人が暮らしていたんだな」というのが強く感じられました!誰もいないマチュピチュを見られたのもそれは贅沢な経験でしたが、やはり人がいてこそのものだと。そう思うと、マチュピチュで仕事をされているペルー人のおじさんの姿を見て、「あ、インカの時代もあんな風に商売をしたり、雑草を取ったり、石の清掃なんかもしていたのかな?」なんてイメージが膨らんで…。

マチュピチュの謎を追って、向かった場所はなんと…?

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マチュピチュが一体どうして、断崖に囲まれたアンデスの尾根に築かれたのか、今回はその秘密に迫りました。そこで目指したのが、マチュピチュの向かいに聳える峰・ワイナピチュ。実はこのワイナピチュも、前回初めてマチュピチュへ行った時に「えっ!あの切り立ったところに人の姿が見えるけど、もしかして登ることが出来るの!?」とビックリした場所でした。だからすごく興味を持ったんですが、その時はスタッフから「とてつもなく厳しいよ〜」という話だけを聞いていて…。

その言葉通り辛く、でも楽しい道のりだった!?

そんなワイナピチュに登ったのは、スタッフがマチュピチュの夜景の撮影のために、断崖を足で下りて宿へ帰る日々が続いた後でした。だから正直、「みんなもう限界では!?」というコンディション。でもこのワイナピチュこそが、今回の撮影ではキツさのピーク!インカ独特の大きな石が残っているところもあって、その一段一段を上がりながら、「よくこんなところに、こんな大きな石を積んだものだな〜」と、インカの人たちのパワーを身をもって感じました。もちろん休み休み登っても構わないんですが、ただ「ここで止まったらもう、二度と歩き出せないかも」という思いが、常に頭をよぎって…(笑)。

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またワイナピチュもマチュピチュと同じように、色んな国の人が足を運んでいて、私が入り口から少し行ったところで機材の見張り番をしていたら、ある女性に「私はイスラエルから来たんだけど、あなたはここへお仕事で来ているんでしょう?」と話しかけられました。その女性は以前、女優をされていたそうで、それで私に話しかけてくれたみたいです。
ところが彼女はワイナピチュに登るのを、もうすっかり諦めている様子。なんでもイスラエルは標高の高いところが無いから、息が苦しくなり過ぎてしまって、一緒に来た旦那さんだけを先に行かせて、自分はそこで待つことにしたんだとか。ワイナピチュを登っている間はスコールも多かったので、居合わせた人たちと一つ屋根の下で雨宿りすることもあって、そんな時にぺちゃくちゃおしゃべりするのも楽しかったです!

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