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第1221回
サバンナの守り神
マサイの秘密

2012年3月3日 夜9時〜

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瀬戸 カトリーヌ(せと かとりーぬ)

趣味は映画鑑賞、恐竜。特技はイラスト。フランス人の父と日本人の母を持つ。タレント&女優としてテレビ、ラジオ、舞台等で幅広く活躍中。三谷幸喜作・演出による舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座」「彦馬がゆく」「オケピ!」、ミュージカル「ザ・ヒットパレード〜ショウと私を愛した夫〜」「ピーターパン」などに出演。今年6月からは三谷版「桜の園」に出演。
ミステリーハンターは今回で21回目。

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今回のミステリーハンター・瀬戸カトリーヌさんが向かったのは、東アフリカのケニア!至近距離で出会う野生動物のパワーに圧倒されながら、その大自然の中で遊牧生活を営んできたマサイの人々についてレポートします。サバンナに残されたわずかな痕跡から、動物の種類や様子まで把握出来るというマサイの人々。実は今、彼らは政府の定住政策や自然環境の変化の中で、大きく変わろうとしているといいます。一体どんな発見が待っていたのか、まずはお話を聞いてみましょう!

宿泊したのはサバンナの真ん中?

マサイの土地で、スタッフも全員マサイの人たちという今注目のサファリロッジが、サバンナの中にポンとあるんです。部屋はキャンプのテントみたいに、点々と10mおきくらいに離れてありました。壁もテントと同じような素材ですごく薄いんですが、室内のアメニティは充実していて、設備もきれいなんですよ。それにホテルの中心部分には、みんなで家族の様に色んな話をしながら食事の出来るスペースがあって、食事の時にはマサイの人も必ず同席してくれるんです。

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滞在初日の夜、ある来訪が…?

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私の部屋は、ホテルの中心からは一番遠くてキリマンジャロ寄りの人気のお部屋で、つまりサバンナにも一番近いところでした。
そして夜中…、寝ていたら急に目がバチーン!と覚めたんです!室内に特に変わった様子はないんですが、でも薄い壁越しに、というか自分のすぐ横に何かものすごい存在感を感じました。すると…、「ドシッ!ドシッ!ドシッ!」と音がして、すぐ傍で巨大なものの動く気配が!?枕元には緊急用の笛が置いてあったので、それを鳴らそうかどうかしばらく迷っていたんですが、「いや、それでこの生き物が興奮して中に入ってきたら困るっ。いっそこのまま知らないふりで寝てしまおう」と…。 やがて無事に朝を迎え、早速この話をスタッフのみんなに熱く話したところ、「それ、夢だったんじゃないの〜?」とあまり本気にされないんです。

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そこでマサイの人が、外の様子を確認しに行ってくれました。しばらくして戻ってきた彼の口から告げられたのは…、「バッファローの足跡があった。あんたの部屋の1、2メートル先に確かにあったよ!」という衝撃の事実!実はアフリカで人間が一番被害に遭うのが、ゾウとバッファローだそうです。バッファローは一見穏やかなんですが、怒らせると危険で、マサイの人も角で刺されて亡くなってしまうことがあるとか。その後、バッファローの群れを見ましたが、相当な大きさ。あの生き物がわずかな距離にいたかと思うと…。でもその時、部屋の外にいたのは一頭だったと不思議と確信していて、サバンナで私の中の第六感が目覚めた夜でもありました!

マサイの人のすご過ぎる能力にポカン!?イケメンとの出会いにビックリ?

今回は、マサイトラッカーというサバンナで動物を見つけるスペシャリストと一緒に、サファリドライブをするツアーを体験しました。でも何百メートルか先に「キリンがいるよ」と教えてくれても、私たちにはさっぱり。ところが双眼鏡を覗くと本当にキリンを確認出来るんです!さらに「頭の毛の部分からすると、オスだね」と言われても、私たちは双眼鏡で角を確認するのが精一杯で、「け、毛の部分!?」と全く分からず…(笑)。マサイの人の能力は想像以上でした。

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そのツアーでは、驚いたことがもうひとつ。今回の台本の表紙は、ADさんが資料の中で見つけた“マサイのイケメン”の写真を使っていたんですが、それがなんと…、私たちを担当したマサイトラッカーのマターシャさんその人!実物もすごくカッコよかったです!それをご本人に伝えると、普通に「イエーッ!」と喜んでくれました(笑)。 ロケに行く前、マサイの男性はシャイで口数の少ない人が多いと聞いていたんですが、でも今回お会いしたみなさんはとても気さくで、マサイの主食の「ウガリは美味しかった?」と聞いてくれたりして、ぐっと身近に感じられました。英語を話される人も多くて、小学校から英語を勉強されているそうです。お話していると「野生動物を保護したい」という気持ちと、それについて「みなさんに知ってもらいたい」という両方の思いを抱いているのがすごく伝わってきました。

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