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第1217回
スカンジナビア幻想紀行
オーロラと長い夜の国へ

2012年2月4日 夜9時〜

ついに大迫力のオーロラを?

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2回目のオーロラ撮影は、小規模ロケ隊で日数も限られていましたが、「本当に来て良かった〜!」と思えるオーロラが現れました! 特にフィヨルドで見たオーロラの様子はもう、圧倒的!フィヨルドの両サイドの山の後ろから、オーロラがまるで山が噴火したみたいに、うわーっと現れたんです!「すごい!」と言っているうちに、オーロラの光がパワーアップ!そして山の陰が色濃くなって、空は蛍光色の様なまぶしさに!ゆらゆら揺れるオーロラどころかまさに爆発。空が怒っているような状態でした。私たちは科学的な知識でその現象を理解出来るけれど、太古の人が見たらきっと「神が怒っている!」と感じずにはいられないですね。オーロラの仕組みを学んだ私でさえ、その場では恐怖や人間の無力さ、自然のすごさ、美しさだけを感じていました…。ぜひ番組でご覧下さい!

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道産子・浜島直子が弾き出したもの…?

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オーロラの撮影では、私はカイロを10個以上貼っていましたが、寒さにもめちゃめちゃ強いカメラマンさんは、今回も全くカイロは必要とせず。私は常々、「彼はもうフェアリー(妖精)の域に達しているんじゃないか?」と勝手に思っていましたが(笑)、でも今回ばかりはそんなカメラマンさんの口から「今日はちょっと冷えますね」という言葉が! そこで子供時代、富良野に住んでいたことがあって、マイナス30℃になると学校が休みになる環境に育った私は、当時の体感データをもとに、その時の温度を弾き出してみました。大体マイナス10℃だと新雪の表面はまだサラサラなんですが、マイナス15〜20℃くらいになると、表面が薄いシャーベットみたいにパリッとなるんです。歩くとパリッ、シャクッという感じ。あの時はそうなっていました。またマイナス25〜30℃くらいでダイヤモンドダスト現象が起きるんですが、それは見なかったので、マイナス25℃には届かず、でもマイナス15℃よりは下。よってマイナス20℃前後…。これがカメラマンさんも冷える温度(浜島調べ)です(笑)。

長い夜の国の楽しさを発見?

ノルウェーの人たちが冬の間、外でどんな風に楽しむのかレポートしました。出かけた先で、たまたまバーベキューをしているご家族と出会ったので「冬は暗いイメージですけど、夏と冬どちらが好きですか?」と質問すると、男の子は「どっちも好き。アウトドアの遊びが楽しめるから雪も大好きだよ」と教えてくれました。またそこにいらしたのは仲良しの2家族で、片方の奥さんが2人目のお子さんを妊娠中だったんです。すると旦那さんが冗談で「冬は子作りにもばっちりだよ。外は寒いしね」と言ったら、奥さんも「そうよそうよ。これが証拠よ〜(笑)」と返してくれたのも楽しかったですね。 屋外でも、お洒落なインテリアの屋内でも、長い夜を楽しく過ごす発見が色々ありました!

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