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第1215回
世界一エレガントな街 ボルドーワインは恋の味

2012年1月14日 夜9時〜

ボルドーの人たちは…?

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古都の人という印象ですね。自分たちのアイデンティティやオリジナリティをとても大事にしていて、そういうベースがあるから、外部から新しいものが入って来た時の取り入れ方というのがすごくスマート。そのまんまではなくて、ちゃんと自分たちの生活環境に合った形にアレンジしてから取り入れている感じがしました。例えば日本の古都・京都でも、伝統や絶対に譲らない部分もあれば、外から入ってきたものを上手くアレンジして、街に合った建築物やお店構えにしますよね。そういう色々なことへのこだわりが似ていますね。
ボルドーのマルシェを取材した時に出会ったおじいさまは、パンの目利きをしていました。

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普通は同じ種類のパンなら「どれも一緒かな」と思ってしまいそうですが、これが違うんです。「これ?」「違う」、「ではこれ?」「いや違う」とお店の人とやりとりしていました。
食べることを大事にしていないとか、美味しさの価値が分からなければ、工場で作ったパンでもいいけれど、やっぱりそうじゃないんです。1週間に一度だけマルシェに出るパン屋さんへ、「あそこのパンは早く行かないと売り切れちゃう!」と、みなさんこぞって行くんです。そうするとパン屋さんだって、毎回より良いものを、「美味しいパンを焼こう!」と頑張って、美味しさもますます磨かれていきますよね。

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今回はワイナリーやカキの養殖場も取材しましたが、生産者の方たちが、それぞれ自信を持って作っているのが伝わってきました。街の美しさもさることながら、そういう意味でも素敵でエレガント、そして美味しい街でした!

貝好き、甲殻類好きのパラダイス? ボルドーの舟盛り!?

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オープニングに、ボルドーが海の幸も豊かな場所であることをお伝えするシーンがあるんです。それは海から上がったばかりの新鮮なエビ、カニ、カキ、さらにキャビアなど魚介のオールスターが、舟盛り3段重ねになったもの!そのお値段ですが、実はワインも入れて250ユーロくらい。3万円しないんです。でもボルドーの街では、珍しいものではなくて、ごく普通にあるメニューでした。一見、「すごい!」と驚かれると思いますが、本当に普通にあるメニュー。撮影用に特別に作ってもらったわけでも、お店の方が撮影だからといつも以上に盛ったわけでもありません(笑)。貝好き、カニ好き、エビ好きにはもう堪らない街ですね!

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さらに、時に大逆流を起こすという川や、ヨーロッパ最大の砂丘や森!またボルドーと日本の意外なつながりをご紹介します。ぜひお見逃しなく!

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