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第1214回
マヤ文明の秘密が解ける国 カリブの宝石ベリーズ

2012年1月7日 夜9時〜

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坂本 三佳(さかもと みか)

1980年9月13日生まれ。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、写真、ギター。
特技はクラリネット演奏、日本舞踊 名取(花柳静清三)。女優として数々のCM、ドラマ、映画に出演。
ミステリーハンターは今回で61回目(スペシャルの回は含まず)。

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今回「世界ふしぎ発見!」の舞台は中米のベリーズ。ユカタン半島の付け根に位置し、国土は四国の約1.2倍。1981年にイギリスから独立したまだ新しい国です。北半球最大の珊瑚礁ベリーズ・バリアリーフがあり、カリブの宝石と称えられる海はダイバー憧れのスポット。また隣接するグアテマラやメキシコ同様、数多くのマヤ文明遺跡があり、なかでもカラコル遺跡はマヤの都市国家のなかでも有数の規模を誇っています。日本ではあまり知られていないベリーズ。一体どんなふしぎに出会ったのでしょうか?ミステリーハンターの坂本三佳さんにお話を伺いました。

まずはベリーズがどんな国なのか聞かせてください

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実は私も今回の取材が決まるまで知らなかったんです。ベリーズと聞いて「それ国の名前ですか?」と言ってしまったくらいで(笑)。でも友達にベリーズに行ったと話したときに、「えっ?どこ?もう一回言って」と言われましたから(笑)、私のような人は少なくないのかもしれませんね。ですが欧米ではダイビングスポットとしてかなりメジャーのようです。 今回私たちは、アメリカのヒューストン経由で行きました。ヒューストンからベリーズまではだいたい2時間半くらいです。空港に到着すると、大音量の音楽が流れていて驚きました。しかもおばちゃんたちが、荷物が出てくるベルトをひょいとまたいでいきなり踊りだすんです。空港で歓迎のダンスというのはよくありますが、バゲッジレーンの中というのは初めてで(笑)、なんだか面白い所に来たぞとワクワクしてきました。ベリーズがユニークだと感じたことは、いろいろな国の文化が混在しているところです。

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周辺の国はほとんどスペイン語が公用語なのですが、ベリーズはイギリス領だったので英語なんです。でも短縮して発音するちょっと独特な英語で聞き取れないことがありました。そして中華料理店が多いんです。イギリス領だった香港から返還前後に移り住んで来た人がいるからだそうです。ですからロケ中に日本食が恋しくなることはありませんでした。毎日おいしい中華が食べられましたから。ホテルで食べた朝食は、揚げたパンに豆の煮込みなどでしたのでメキシコ料理に似たような食文化だと思いますが、海岸部では中華が席巻してます(笑)。やっぱり美味しいですからね。そして人は、とてもフレンドリーで明るいです。ロケをしていると声をかけてくる人が多かったです。でもみなさん声が大きくて、短縮英語ですから一瞬何言っているか分らず怒っているのかなと思ってしまうのですが、よく聞いてみると「オレも撮ってくれよ〜」と言っていたなんてこともありました(笑)。

ベリーズはマヤ遺跡の穴場!?

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ベリーズはそれほど広い国ではないのですが、遺跡がたくさんあるのに驚きました。海岸部から内陸のジャングルの中までいたる所に遺跡があるんです。なかにはとても巨大なピラミッドもあったりするのですが、観光客が少ないので落ち着いて見ることができるんです。荘厳で神秘的な雰囲気をほとんど一人占め状態で堪能できました(笑)。しかもここは入っちゃいけないというようなロープが張られていることもなく、内部へもズンズン入れるのです。その点はマチュピチュのような中南米の人気遺跡と大違いですから、遺跡好きの方にとってはたまらない穴場スポットかもしれませんね。ただ内陸部の遺跡へ行くには、車で数時間かかりますのでアクセス面ではちょっと不便かもしれません。

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でも意外だったのは、ジャングルの中にある遺跡へ行く道中でちょくちょくリゾートホテルを見かけたんです。いわゆる隠れ家的なホテルという感じです。なかには映画界の巨匠コッポラ監督のホテルもありました。せっかくなので寄ってみたのですが、とても素敵なホテルでした。きっとセレブたちがゆったりとした時間を楽しんでいるんでしょうね(笑)。私たちはラウンジでコーヒーを飲んだだけですが、グアテマラ産のとても美味しいコーヒーでわずかな時間ですが優雅なブレイクができました。

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