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第1211回
明治神宮
大都会の神秘の森が解き明かす日本

2011年12月10日 夜9時〜

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竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!103ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「Kanana Kingdom」
ミステリーハンターは今回で252回目(スペシャルの回は含まず)。

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緑豊かな森が広がる明治神宮。しかし、わずか90年前までその一帯は荒地でした。今回はミステリーハンター・竹内海南江さんが、知られざる明治神宮の秘密に迫ります! 明治神宮はなぜこの場所に…?現在の緑豊かな景色はなんと、150年後まで計算された人工の森だった!? 一体どんな発見が待っていたのか、1年を通じて明治神宮を取材した竹内さんに、早速お話を聞いてみましょう!

明治神宮には私たちが知らずにいた秘密が隠されていた!?

最近は明治神宮にある清正の井戸がパワースポットとして人気ですが、東京タワーと同じで東京に住んでいると案外行かなかったりしますよね。でも今回あらためて明治神宮の歴史をみていくと、すごく奥が深いことに驚きました!そもそも「神宮の森は人工的に作られたもの」とは思っていませんでしたから…!新しく何かを作り出す場合に、建築物ならその完成形が見られるけれど、森となるとそうはいきませんよね。木の成長に合わせるわけで、90年後に完成したとしても、作った人たちは絶対にそれを見られませんから。その中で当時の人たちは、木の性質を考えながら、想像力を膨らませて人工的に森を作っていったんです。そのスケールや世界観には本当にびっくりしました!

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空から見ても…?

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ヘリコプターで上空から明治神宮の様子をレポートしたんですが、やっぱりそこに神宮があるのと無いのとでは、都内の景色が全然違うんですよね。皇居周りは別としても、明治神宮一帯はビルの群れからいきなり緑の海みたいにボコーン!と広がっていました。もし先人たちがそこに森を作らなかったら、きっと今は間違いなくビルだらけ。見るからに「ギュッ」と詰まって「く、苦しい!」と、かなり窮屈になっていた気が…(笑)。「そこに森を作ってくれて、本当にありがとうございます」と思いました。

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また上空から見ると、明治神宮から一直線に伸びている道があって、それが表参道なんですよね。表参道と聞くとオシャレなエリアというイメージだけれど、よく考えれば表の参道で、明治神宮から繋がっている道。並木道も美しいですし。神宮の森がなかったら、もしかすると今のようなオシャレで落ち着いた雰囲気になっていなかったかも…。この森があることが周辺の環境を変え、しかもそれが計画的に作られていたというところがやっぱりすごいですね。
実際に明治神宮の中を歩くと、本当に広くて、都心の真ん中にいるのが不思議な感じに。私の家から明治神宮までタクシーに乗っていくと、その料金が入り口で下りた時と、一番奥にある社務所まで行った時とでは300円くらいは違ってました。何キロとか距離ではピンときませんが、料金は確実に上がっちゃうんです(笑)。

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