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第1208回
最新楽園案内!
ミクロネシア 美しき島々に眠るミステリー

2011年11月19日 夜9時〜

豊かな自然にも感動!ポンペイ島

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ポンペイは、屋久島のようにとても雨が多く、1年のうちに360日雨が降ると言われるような島なんです。私たちが訪れる前は、大雨が続いていたそうです。でも私たちが着いてからは、ほとんど雨が降らず、みんなでいい兆候だと喜んでいました(笑)。チュークでのハプニングがあって、まともなカメラがないままポンペイに向かったのですが、この島の魅力に気分もだんだん上がっていきました。またけっこう日本食のお店もあるのでホッとしましたし、島の人も優しく親切でした。南の島らしく、島の雰囲気も現地の人たちものんびりしているのですが、その雰囲気が一変するのが、ヤム芋の収穫を祝い、豊作を願う収穫祭です。ちょっとした岩くらいに大きなヤム芋をお神輿のように数人で担いで、リーダーの家へ奉納するんです。みなさん普段とは違う熱狂ぶりでちょっと驚きました。朝から晩までおばちゃんたちも踊っていて本当に楽しそうでした。素朴ですが、お祭らしいお祭でしたね。

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それからポンペイは、ナンマドール遺跡やダイビングで有名ですが、マングローブの森がとても素晴らしいんです。島の人たちもマングローブの森を誇りにして大切にしています。私は遺跡に行く時などに見て感動しました。一面が濃いグリーンに染まる幻想的な景色で、まるで映画の「アバター」の世界にいるような気分でした。お世話になったダイビングショップの方にも、今度は島で一番美しいマングローブの森を案内したいと言われたので、私が見た所よりもっと凄い所があるんだと驚きました。鮮やかな珊瑚礁の海に比べると地味に感じるかもしれませんが、おススメですよ。

謎に満ちたナンマドール遺跡

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ナンマドールは、本当にふしぎな遺跡でした。それほど大きくない島にこれほど大規模な遺跡があるのもふしぎですし、なんで海上に建てたのかのかもわからないし…。伝説はあるのですが、伝説で(笑)、その歴史について伝承されていないようです。島の方たちも、島に点在する古代遺跡とされている巨石のことをとても大切に、神聖なものとして扱っているのですが、それが何なのか分かっていないという(笑)。なんとものどかな状態でした。今はナンマドールが、ムー大陸の都という説は一般的ではないようですが、遺跡から目の前の海を見ると世界がここから繋がっているという感じを受けました。ひょっとしたらナンマドールが現役だった頃は、単にこの島の権力者の拠点というだけでなく、どこか他の国にも影響力ある重要な場所だったのかもしれませんね。そう思わせるほど、ナンマドールは立派な建造物でした。私は世界遺産に登録されてもいいと思いましたし、そうなれば観光客ももっときて島の経済も潤うんじゃないかとも一瞬思ったのですが、ポンペイの人たちにそんな野心はないようでした(笑)。でもだからこそ私たちが‘楽園’と感じる穏やかで美しい島の環境が守られているのですよね(笑)。 今回のロケは、大げさでなく前代未聞のハプニングに見舞われたロケでしたが、ミクロネシアへは、また来てみたいと思いました。ほとんどの日本人は、グアム止まりですが、一足延ばしてミクロネシアへ来れば、美しい海と自然そして穏やかで親切な人たちと、のんびりした時間が過ごせます。今回はロケですし、ハプニングもあったのでのんびりできませんでしたが、時間を忘れることができる場所だとは感じました。今度は、プライベートでダイビングでもしながらのんびり過ごしたいなぁと思いました。

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