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第1207回
フランス 幸せの甘い芸術
アルザス 知られざるスイーツ・ロードを行く

2011年11月12日 夜9時〜

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瀬戸 カトリーヌ(せと かとりーぬ)

趣味は映画鑑賞、恐竜。特技はイラスト。フランス人の父と日本人の母を持つ。タレント&女優としてテレビ、ラジオ、舞台等で幅広く活躍中。三谷幸喜作・演出による舞台「恐れを知らぬ川上音二郎一座」「彦馬がゆく」「オケピ!」、ミュージカル「ザ・ヒットパレード〜ショウと私を愛した夫〜」「ピーターパン」などに出演。現在、映画「劇場版・サラリーマンNEO」(2011年11月3日公開)に出演中。
ミステリーハンターは今回で20回目。

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今回、フランスへ向かったのは、実はパリ生まれで、フランス人菓子職人を父に持つミステリーハンター・瀬戸カトリーヌさん。パリから列車で2時間半…、北東部に位置するアルザス地方で、スイーツ・ロードを旅します。そこで見つけた様々な伝統菓子から、この場所がなぜスイーツ・ロードと呼ばれ、世界的なパティシエが誕生するのか、その秘密が見えてくるといいます。一体、どんな発見が待っていたのか、まずは取材の様子を聞いてみましょう。

今回は誰もが羨むお菓子天国!?

見るからに美味しそうなスイーツを前に目がハートになることはあっても(笑)、女性でお菓子が嫌いという方はあまりいませんよね。今回はディレクターさんも女性で、スタッフみんな気合十分でした!しかも今回ご紹介するスイーツ・ロード沿いの街は、おとぎの国の様な可愛らしい家々が立ち並ぶ、とても素敵なところなんです!

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が、しかし…、実際にレポートを始めると、わざわざ日本から取材に伺ったこともあるからか、お店で出して下さるケーキ1ピースが、日本の3ピース分くらい!?「小さめにお願いします!」と言うと、どうにか日本の1ピース分になる感じでした。それが1軒目、2軒目と、約2時間ごとに繰り返されるわけで(笑)。もちろん出して頂いたものはしっかり全部頂きましたが、時にはケーキ丸ごと1ホールが出てくることもあるんです。さすがに食べきれない時は持ち帰りに…。今回、10日間のロケのうち2日くらいは、取材時に消化しきれなかったものがそのまま夕食になりました(笑)。

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お菓子界のスーパースター、ピエール・エルメさんにインタビュー?

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事前にエルメさんは職人気質な方で、たくさんお話される方ではないと聞いていたので少し緊張しましたが、今回のインタビューでは色々お話して下さいました!

印象に残ったことは?

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「お菓子作りで、ご家族などに味見をしてもらうことはありますか?」とお聞きした時に、「ひとつのお菓子を作り出す時は、そこに自分の目指す味があるのだから、周りの意見は必要ないんです」と仰ったことです。その揺るぎなさにプロフェッショナルを感じました。どんな仕事でもやはり周りの意見に左右されてしまうと、自分の気持ちやその芯みたいなものがぶれる怖さってありますよね。私自身、今の仕事に挑戦しようとした時、「二十歳を過ぎてからなんて遅い」と言われたことが…。そういう意味でエルメさんのお話しが響いて、「やっぱり必要なのは周りの意見じゃなくて、たとえ道は厳しくても目指すところを追求することのみなんだ!」と思ったんです。

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また考えてみると、14歳から修行をしてパティシエになった私のお父さんも、普段はすごく優しいけれど、お菓子作りに関してはやはり揺ぎ無い確信があって、有名なお店から引き抜きがあっても、自分の味を追及するからと一切お断りしていたんです。まだ子供だった私は「この引き抜きを受けたら、お父さんはもっと有名になってお金持ちになるのかも!」なんて思ってましたが…(笑)。 今回、アルザスのスイーツ・ロードで取材をして、14、5歳の菓子職人見習いの少年にも、自分の夢や味を追求する意識が既に芽生えているのを肌で感じて、すごく感動しました!それに何でもスポンジみたいに吸収する10代の頃から、好きな道で頑張るのも本当に大事だと…。 ロケに行く前は、お菓子のレポートでこんなに深く感じることがあるなんて正直、思っていなかったです。でもその美味しさだけじゃなくて、本当に色んな発見が詰まっていました!

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