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第1206回
探検!シルクロード 砂漠に消えた古代文明と地底の迷宮

2011年11月5日 夜9時〜

スタッフが次々と…砂漠を実感!

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マルギアナ文明の都だったと言われているゴヌール遺跡は、迫力ありましたね。建物は粘土のような土でできているので、風化してしまった部分も多いのですが、巨大な城壁がそれでもほんの一部だと聞いたときには、ここに人が暮らしていた頃はどんなにか立派だったろうと思いました。遺跡から出土されたものを博物館で見たのですが、4000年も前のものとは思えないほど、精巧に出来たものがたくさんありました。マルギアナ文明の遺跡は、ゴヌール以外にも200ぐらいあるそうです。砂漠の中の小高い丘に突然巨大な建物があるので、何でこんな所に?と思ってしまいますが、昔遺跡の近くには河が流れていたそうです。でも今は乾ききった砂漠です。首都のアシガバットを離れてから、取材した場所はほとんど砂漠だったのですが、その乾燥を実感したのは鼻血(笑)。スタッフが次々と鼻血を出していくんです。

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カメラマンさんは、鼻を触ってもいないのにいきなりツー。ADさんは、鼻を触ったら手に血がついてきたので、驚いてさらに鼻をいじったら血だらけになっていました。私もそんな彼女を見て、「かわいそう!大変だね」と言いつつ無意識に鼻をさわってしまったんですね、その瞬間ツー(笑)。私、けっこう粘膜が強いみたいで、砂漠のロケもけっこうありましたが、鼻血を出したことはないんですよ。子供の時以来かな。みんなで血だらけになって砂漠はとても乾燥していることを改めて思い知りました(笑)。

洞窟探検で一番辛かったのは…

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洞窟の取材は、取材前にちょっと手続きのゴタゴタがあってやっと行ける!と喜び勇んで向かったんです。洞窟のある所は、アフガニスタンの国境が近く最も取材規制の厳しい場所なのです。そしていよいよその洞窟に着いた時、入口を見てエッ?これが洞窟?動物の巣穴じゃないの(笑)?そう思うほど小さかったんです。入口だけ小さい分にはかまわないのですが、中に入っても狭かった(笑)。その洞窟は、3ヶ所くらい広いスペースもあるのですが、そこまでは這いつくばってやっと通れるくらいの所が多くて、本当にホコリまみれでした。しかも足元が滑るので、転倒者続出。普段はキツイときにも冗談を言い合って盛り上げてくれるスタッフなのですが、その日はほとんど無言でした。前へ進むだけでも大変というのもありますが、一番の理由はみんな空腹だったんです(笑)。その日は朝食を食べ損ねていたんですね。私も「お腹がペッタンコで狭い所もスイスイ行けてよかった〜ね」なんて軽口叩けたのは、ほんの入口付近だけでした。洞窟にいたときは暗いからよくわからなかったのですが、出てきてからディレクターをよく見たら傷だらけ。みんな転んでいたし、それぞれがいっぱいいっぱいで「大丈夫?」と声をかけることもなかったんです(笑)。

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一番奥のスペースに、とても美しい場所があるのですが、そこに着いたときにはほとんど放心状態。力を振り絞ってレポートをしましたが、洞窟内で私もレポート以外のことはほとんどしゃべりませんでした。でもあまり覚えていないのですが、洞窟内の景観を撮影しているときに、私が隅で待っていたときがあったんです。そのとき私は、お経のようなものを唱えていたとか(笑)。なのにその時は誰も突っ込んでくれない(笑)。無事洞窟の撮影を終えて、お昼を食べて午後の撮影も終了し、さらに夕食を食べお腹も満たされひと安心したときに、音声さんが「そう言えばはまじ、あの時いっちゃってたよね」とおそまきながら突っ込んでくれました。宿の部屋でVTRのチェックをしたら、美しい洞窟の映像に私のつぶやく声が延々と入っていて、相当不気味だったそうです(笑)。空腹は恐ろしいですね。でもなぜか今回のロケで体重が増えた人が多いんです(笑)。私も1キロ増えました。カメラマンさんは3キロも。空腹だと食べられるときに食べ過ぎるからでしょうか?それとも超おいしかったプロフを飲むように食べたからでしょうか(笑)?

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