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第1206回
探検!シルクロード 砂漠に消えた古代文明と地底の迷宮

2011年11月5日 夜9時〜

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浜島 直子(はまじま なおこ)

1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で親しまれ、雑誌、CMなどで活躍中のモデル。
特技は料理、ダイビング、ピアノ。エッセイ『旅の虫〜はまじの地球丸かじり〜』を講談社より刊行。TBS「暮らしのレシピ」(土曜、午前9時25分〜)、BS-TBS「LEE Style+」(次回12月25日12時〜放送予定)にナビゲーターとして出演中。
ミステリーハンターは今回で63回目(スペシャルの回は含まず)。

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トルクメニスタンという国をご存知ですか?スポーツ好きの方なら、先日女子ハンドボールのオリンピック予選で日本が快勝した国だと思われるかもしれません。トルクメニスタンは、ウズベキスタン、アフガニスタン、イランなどに囲まれた中央アジアの国で、20年ほど前に旧ソ連から独立をしました。またかつてはシルクロードの中継地として栄えていました。そして国土の8割を占めるカラクム砂漠は、文明の空白地帯と考えられていましたが、四大文明にも匹敵するとも言われる巨大な遺跡が見つかったのです。しかしこれまで海外メディアの規制が厳しく、私たちが詳しくのこの国を知る機会はほとんどありませんでした。そんなふしぎに満ちた国トルクメニスタンを訪れたミステリーハンターの浜島直子さんはどんな体験をしたのでしょうか?お話を伺いました。

首都アシガバットであれっ!?

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砂漠の国トルクメニスタンということで、砂漠でキャンプもあるかもしれない、今回は久々に‘秘境レベル5’か?と想像して、いろいろなものを用意して行きました。どんな国かまったくイメージできなかったので、用意周到にして行った方がいいですからね。気合いを入れて出発しました。なのに、まず到着した首都のアシガバットが近代的な街だったので拍子抜けしてしまいました。特に官庁街は、本当に整然としていて清潔で驚きました。建物は新しく天井は高くてシャンデリアが輝いているんですよ。そこにいるだけで何だか自分が偉くなった気がするようなゴージャスさ。ついなぁんだ〜余裕じゃんと思ったのですが、それはアシガバットにいたときだけの現実で、その後奈落の底に突き落とされました(笑)。

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ホントに這いつくばって地底まで行ったのだから大げさじゃないんです!首都での取材を終えて砂漠へ向かっていくとどんどん風景が変わっていくんです。建物が少なくなって、赤茶けた大地になってきて、砂埃が舞うようになって…。途中で車もジープに替えました。ジェットコースターのように揺れるジープの中で、やっぱり‘秘境レベル5’だと腹をくくりました(笑)。トルクメニスタンでは天然ガス資源があるので、国が豊かなのだそうです。多くの方たちは素朴な暮らしをしていますが、みなさんとても穏やかで優しかったですね。そして食べ物もおいしかったです。野菜やフルーツもけっこう充実していました。砂漠の国らしくお肉の主流は羊肉で、羊肉のマントゥや炊き込みご飯は超おいしかったです。特に炊き込みご飯!トルクメニスタンでは、プロフと言って、ピラフのルーツだとも言われているそうです。このプロフ、作り方を見るとびっくりするほど油を入れるのですが、そんなに脂っこく感じないんですよ。羊肉のエキスがしっかりとご飯に染み込んで、飲むように食べてしまいました(笑)。

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砂漠での誕生日は2度おいしい?

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今回の取材中にちょうど誕生日を迎えたんです。でも移動時間も長く、けっこうハードだったので、ほとんど忘れかけていたんです。ある朝取材に出るために集合したときに、スタッフのみなさんに「はまじ、お誕生日おめでとう!」と言われ、あぁそうだ!と思い出して、自分が忘れていても、こうしてみんなが覚えていてくれてありがたいなぁ、なんてちょっと朝からじぃ〜んとしていたんです。そして次の日、ふと自分の時計の日付を見ると12日。実は誕生日はその日だったんです(笑)。前日ちゃんと気付いていたスタッフも一人いたのですが、盛り上がっているので水を差すのも何だからとフライングの訂正をしなかったそうです。それでもちゃんとスタッフの方たちが、覚えていてくれたのだから十分幸せだと思っていたのですが、コーディネーターさんも、事前に私の誕生日を聞かされていたらしく、12日に泊まる宿に、夕食のときにバースデーケーキを出すように頼んでくれていたのです。その宿は、おばちゃんが台所を切り盛りしているような素朴な宿なのですが、見事にデコレーションされた立派なケーキが夕食の時に出てきたので感激してしまいました。でも私が「すごい!ありがとう!」とはしゃいでいたら、お風呂を済ませたスタッフが、「はまじお先に、次どうぞ」と。その宿はシャワーもなく、料理を作ってくれるおばちゃんの家のお風呂、?お湯を入れた甕なのですが?を貸して頂いていたので、順番に速やかに使わないといけないのです。ですからそこで私はお風呂へ直行し、戻ってきてからケーキをカットして食べました。素敵な誕生日でございました(笑)!

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