2011年10月8日 夜9時〜
佐倉 真衣(さくら まい)
1985年6月27日生まれ。神奈川県出身。タレント・女優としてドラマや映画、レポーターでも数々の番組に出演。また2010年ヴォーカルユニット『まい×なお』としてCDデビュー。歌やウクレレライブなどの音楽活動でも活躍中。特技は、英語スピーチ、スケート、バトミントン。趣味は、映画鑑賞、食べ歩き、犬との散歩、デジカメ撮影と多彩な行動派。
デビューCDは、『星のピアス』、ファーストDVDは『まい×なお ウクレレでハワイの旅』。USTREAMにてオリジナル番組『まい×なおの気まぐれXOXO』を毎週火曜20時頃〜、生放送予定。 オフィシャルブログは、「まい×なお HARMONY BLOG」。
ミステリーハンターは今回が初めて。
今回「世界ふしぎ発見！」の舞台となるペルーは、番組で何度も取材してきたお馴染みの国。しかしそのほとんどは、インカ文明を代表とする古代アンデス文明の謎を探るものでしたが、今回のテーマはペルーの食。今ペルーの料理は、さまざまな面で世界から注目されているといいます。もともとペルーを含む南米は、野菜や果物の原産地として知られており、世界に流通する約20パーセントが南米原産と言われています。しかもトマト、ジャガイモ、トウモロコシなど食卓に欠かせないものばかり。一体それらの野菜にはどんな秘密が隠されているのでしょうか？ミステリーハンター初挑戦の佐倉真衣さんにお話を伺いました。
今までレポーターは何度かやってきたのですが、「世界ふしぎ発見！」のミステリーハンターは別物と実感しました（笑）。私は生放送のレポートもよくやるのですが、その場合放送時間内にレポートを収めることが一番のポイントなので、滞りなく、わかりやすく情報を伝えることに集中しています。今回は、それに比べれば時間はたっぷりありますが、撮り直しもあって（笑）。失敗がそのまま放送されなくて助かる半面、何でこれくらい一度でできないのかと自分が情けなくなることも度々でした。またその場その場で自分発信のコメントを言うことや、インタビューも通訳さんを通してだったのでいつもと勝手が違って、迷い考えながらのレポートでした。さらに取材した場所は標高が高かったので、その対応も初めての体験で、今振り返るといつもいっぱいいっぱいでした（笑）。
でも取材する場所がペルーと聞いたときには「ヤッターッ！」と大喜びだったんです。そう簡単には行けない所ですし、マチュピチュなど有名な遺跡がたくさんあるので憧れていました。また日本とは全く風土も文化も違う国に行けるワクワク感でいっぱいでした。ですから、いつもは車での移動中は寝ていることが多いのですが（笑）、今回はアンデスの山々など今まで見たことのない景色に感激してずっと車窓からの景色を楽しんでいました。
チチカカ湖の取材は、ロケの中でも最初に行った場所で、いよいよレポートの開始という緊張感と、ウロス島の素朴で温かい雰囲気を味わった感動が、とても印象に残っています。それにチチカカ湖は標高がおよそ4000メートル。現地に着いていきなり「走っちゃいけないよ」と言われて、相当に標高が高い所にいるのだと思い出しました（笑）。別に空気が薄いとか息苦しいとは感じないのです。でも少し歩いただけで息が切れてしまったり、体がとても疲れやすくなるのです。夜寝ていても、自分はぐっすり長時間眠った感じがするのに、時計を見るとまだ2時間しか経っていないということが度々ありました。これも標高の高さゆえでしょうね。でも最初のロケ地という緊張感のおかげで、撮影中にダウンすることはありませんでした。それにウロス島の方たちが明るくてとてもよくしてくださったので元気を頂いたのかもしれませんね。
子供たちも本当にかわいらしく、私のところへ寄ってきてくれて、たくさんしゃべりかけてくれました。残念ながら私、スペイン語はわからないので身振り手振りのコミュニケーションでしたがとても楽しかったです。驚いたことにウロス島の子供たちが日本の童謡を歌ってくれたのです。『むすんでひらいて』とか『ちょうちょう』とか。7、8曲はレパートリーがありましたよ。多分音で丸覚えしているからでしょうね、ときどき言葉がおかしくなることもあったのですが（笑）、それもかえって可愛らしく素敵な思い出となりました。