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第1201回
英国史上最大のスキャンダル ヘンリー8世と6人の王妃たち

2011年9月24日 夜9時〜

今回のロケは意外にも…?

熱々のうなぎパイに、外はカリカリで中はふんわりのフィッシュ&チップス、やさしい甘さのお菓子をはじめ、今回はなぜか美味しい食レポがいっぱいです(笑)。ヘンリー8世のおかげで楽しむことのできる、私たちが大好きな飲み物もレポートしました!

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また番組ではご紹介出来なかったんですが、へンリー8世が実際に食べていた500年前の宮廷料理をいただく機会がありました。かなりの美食家だったそうですが、確かにどれもすごくおいしかったですよ。イチゴをふんだんに使ったパイや、ポテトサラダに似た豆料理、もちろんお肉や魚も色々。調理して下さったシェフによると、相当グルメで肉料理も多かったから、野菜不足になりがちだったとか。食がどのくらい人の性格に影響するかは分からないけれど、そんなグルメな食生活もあって、晩年は体調を崩したり、気性の荒さにも繋がったのかな…、とちょっと思いました。妻を処刑したなんて聞くと残虐さのイメージが際立つけれど、食べていた物を知ったりするとやはり人間らしさみたいなものにも触れられて、見方も広がりますね。

レポートぶりが海外で賞賛される!?

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番組のオープニングのシーンを撮るために、バッキンガム宮殿の近くでエリザベス女王のお面を付けて撮影をしたんです。そうしたらドイツから観光に来ていた方が、「あなたのパフォーマンスは素晴らしかった!一緒に写真を撮ってくれませんか?」と言われました!?といっても「今回のテーマは、イギリス王室です」という、番組冒頭のコメントを言っていただけなんですが、寸劇かパフォーマンスなど、何か素晴らしいことをしていると思って下さったみたいで…。そこで「お面は付けたままがいいですか?」とお聞きすると「いやいやそれは外して下さい(笑)」と言われました(笑)。海外ロケで日本の方を見かけると、クエスチョンやアンサーを言う時に気を使うこともありますが、これは今までにない展開でした!

ヘンリー8世と6人の王妃、それは歴史に組み込まれたパズルのよう?

例えばヘンリー8世に7番目の奥さんがいても、また6人のうち誰か1人が欠けていても、今のイギリス王室はなかったんじゃないかな?と思うような緻密なパズルを、現実の歴史の中で見ている感じがしました。これは相当面白いし、何かものすごい因縁めいているんですよ。自分の後継者として男児を待ち望むヘンリー8世は、神様のいやがらせかと思うくらい男の子に恵まれず、結局は自分が処刑した2番目の妻アン・ブーリンの娘が、イギリスを繁栄に導いていくことに…。だから今回は男女の愛憎劇と、イギリスの運命を感じさせるダイナミックな歴史のうねりを、同時に楽しめるんです。またそうやって英国王室の伝統が脈々と守られてきたことを考えると、そのすごさをあらためて感じることができると思います!

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