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第1199回
エーゲ海から母なる大地へ 追跡!女神誕生の謎

2011年9月10日 夜9時〜

緊張はどこへ…? いつの間にやらすっかりリラックス!?

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私は人と触れ合う部分というか、インタビューの仕方などまだ分からないことも多いんですが、トルコの人たちはすごく親しみやすくて、温かで、積極的にかかわろうとして下さるから自然にお話しすることが出来ました。女神信仰のルーツを追って、トルコ内陸部のアナトリア高原を訪ねた時もとても楽しいレポートに!
タシュカレという村ではビルの5階程の断崖にある洞窟遺跡をレポートしました。現在は小麦の貯蔵庫で、かつては住居も兼ねていたそうです。そんな、何千年も前から小麦が栽培されてきた場所で、太古の女神が次々発見されているんです。

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まずは断崖をまるでロッククライマーの様にヒョイヒョイ上がってしまう男性をレポートしたんですが、村の人たちは「子供の時からやっているから」と、彼だけでなくみんな当たり前のように上ることが出来るんですよ!? [収穫した麦の袋を倉庫へ入れるお手伝い] それを見て驚く私に「やってごらんよ!」とすぐに受け入れて参加させてくれたり、日差しが強烈なのに私が日傘などを持っていないのを見て帽子を下さったのも嬉しかったです。それに内容まではよく分かりませんでしたが、見ていると通訳の方がもう呆れてしまうくらいずっとギャグや冗談を連発(笑)。そんな様子も楽しくて、気がつくと村へお邪魔した最初の緊張感がウソのようにリラックスしていました! 断崖の倉庫は実は私も少しだけ上ってみたんですが、手を5回かけたくらいまででギブアップ。高さで言うと自動販売機の上くらいまでですね(笑)。高いのは平気だし、村の人たちを見ているとホントに簡単そうですが、実際は壁が垂直でバランスが取れないし、足はクロスしてしまって、「この次は一体どうすればいいの!?」という状態でした(笑)。「昔の人はよくこれを作ろうと思ったな〜」とつくづく感じたし、「面白い発想だな〜」と思わずにはいられなかったです。

お名前は…!?

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タシュカレ村の撮影中、ずっと私たちの後を付いてくる女の子がいたんです。12歳くらいで、薄緑のきれいな目をしていてめちゃくちゃ可愛いんですよ。その子は通訳さんに、日本語で名前を聞くのは何と言うのか教えてもらったようで、私に「お名前は?」と日本語で聞いてくれました。そこで「まなです」と答えたんですが、それから私の名前は「マナデス」に(笑)。女の子はこの村を取材した2日間ずっときてくれて、私たちが村を発つ時はいつまでも車に手を振っていてくれました。また遊びに行きたいですね。その時はものすごくきれいな女の子になっていそうです!

思わぬ緊急事態発生!?

人類が農耕を始めて間もない頃、9500年も前のものだというチャタルホユック遺跡を取材した時のことなんですが…、その住居跡などから50近い太古の女神が次々発見されたお話など、私たちに色々説明をして下さった博士が、撮影後にお茶に誘って下さったんです。そこで遺跡の側にある研究施設へうかがいました。

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私は建物に着くとまずトイレをお借りしたんですが、さあ出ようと思ったら、ドアが開かないんです!?鍵は、鍵穴にアンティークな鍵が挿さったもので、ちょっと変わってるなとは思いましたが、まさか開かなくなるなんて…!スタッフさんがお茶を飲んでいる場所からは大分離れていましたが、でもトイレの周りにも研究者の方たちがいたので叫べば聞こえると思って、「ヘルプ〜!」と言ったり、ガタガタ騒いだりしてみました。でもなぜか反応なし!?鍵穴から外をのぞくとすぐ前を人が通っているにもかかわらず、全く応えてくれないんです。もうどうしようかと思っていたら、トイレに入りにきた方がようやく事態に気付いてくれて、「ライト、ライト!」と鍵の回し方を教えてくれました。ところがその通りにしたら今度は鍵がスポッと抜けちゃったんですよ。「ええ〜っ!」とさらに慌てましたが、下から鍵を出すように言われて、結局その鍵で外から開けてもらって無事脱出しました…。

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そしてようやくスタッフさんがお茶を飲んでいるところへ戻ると、「いや〜、みんなでどっちかなって言ってたんだ。様子を見に行った方がいいのか、そっとしておいた方がいいのかなって」と言われたので、「閉じ込められたんですよ〜」と訴えると、スタッフさんからミステリーハンターの人たちは同じ体験を大抵1度はしていると聞いたんです。するとそれまではただ「なぜこんなハプニングに」と思っていた気持ちが、「あ…、ちょっと仲間入り出来たかも!」と何だか喜びに!?その後、トイレにはちょっと行きづらくなりましたが(笑)、貴重な体験になりました!

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