2011年8月13日 夜9時〜
白石 みき（しらいし みき）
1982年11月15日生まれ。モデルをしていた母の影響のもと3歳よりモデルとしてデビュー。以来、モデル、女優として、雑誌、CM、映画などで活躍。
また明るく親しみやすいキャラクターで、司会やレポーターでも幅広い層から人気を集めている。
趣味はマラソン、自転車、カメラ、水泳、特技は書道4段、ピアノと多彩。
昨年、写真集「Pure White」（ワニブックス）、DVD「Milky White」（イーネットフロンティア）を発売。
公式ブログは「白石みきの喜怒哀楽ちゃん日記Ver2.0」
ミステリーハンターは今回が10回目。
フランスのイメージといえばグルメや芸術、はたまた世界一長いバカンスなどちょっと羨ましくなるものばかり。今回はミステリーハンター・白石みきさんが、そんな豊かな暮らしのヒントを探る旅へ！パリから電車で1時間半、ドーバー海峡に面したフランス北部の地域ノルマンディを訪ねます。そこで待っていたのは…、フランスの食料庫ともいわれる豊かな海と大地の恵み！そしてリンゴ畑に囲まれた長閑な街道や、バラの花に埋め尽くされた美しい村。ノルマンディで一体どんな発見が待っていたのか、まずは取材の様子を聞いてみましょう。
美味しいものがいっぱいのノルマンディで、お料理も幾つかレポートしましたが、全体的にバターと生クリームたっぷり！でもそれがフランス一番の酪農地帯であるノルマンディ流なんです。そこで濃厚なミルクを作りだすノルマンド牛の牧場へ取材に行ってみたんですが…、普通、動物を撮影しようと近づくと大抵は逃げられちゃいますよね。ところがノルマンド牛は、撮影をしていると子牛もお母さん牛たちも「何やってるの〜？」という感じで近寄ってくるんです!?取材した牛舎に限らずノルマンディで出会った牛たちは、みんなかなり接近してきたり、いっせいにカメラ目線になったり(笑)。好奇心がとても旺盛で可愛いんです！豊かな暮らしのヒントがあるというノルマンディでは、やっぱり牛たちも心穏やかにのんびり暮らしているのかな〜？なんて思いました。ちなみに帰国後は体重が3kg増でしたよ(笑)。
ノルマンド牛の搾りたてのお乳を飲ませていただいたんですが、すごく味が濃くて、甘みもあって本当に美味しかったんですよ。だからつい、「あっ、ミルキー！」と感想を言ってしまい、ディレクターさんに「それ、まんまでしょ」と突っ込まれました…。実はノルマンディ特産のリンゴのお酒、シードルを飲んだ時も「あ、フルーティ！」とコメントしてしまって…。適切なボキャブラリーをもっと増やしていかなければ！と痛感しました。
ドーバー海峡に面したノルマンディは海の幸も豊かで、今回は旬のオマール海老漁に同行させていただきました。でも変にお手伝いをして、漁の邪魔になってもいけないので、漁師さんたちの動きを妨げないように、ただひたすらついていくだけ。漁では仕掛けておいたカゴをまず引き上げて、かかっていた海老を取り出し、またカゴに餌を付けて海に戻して、という作業がものすごいスピードで行われるんです。そのオマール海老が入ったカゴは驚くほど重くて、女性だとひっくり返っちゃうくらい。最初のうちこそ「オマール海老の漁が見られるのは楽しみだな」なんて思っていましたが、漁が始まってその空気に触れた途端…、そんなルンルン気分はまずおいとけみたいなスイッチが入りました(笑)。そして時間が経つに連れて夢中になって、口数も少なかったようで、撮影後にコーディネーターさんから、「隣にいた漁師さんと息を合わせて作業してたね。段々、漁師を支える妻みたいに見えてきた」と言われました!? そんないつもとはちょっと違う自分だったせいか、漁師さんに「こんな珍しいのが獲れたぞ、ほらっ」と、なんと子ザメをいきなり放って渡された時もしっかりキャッチ！ヘビみたいにクネクネ動いて大変でしたが、これにはスタッフからも「ナイスキャッチだね〜！」というお褒めの言葉が(笑)。