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第1192回
風になれ! ジロ・デ・イタリア 自転車紀行

2011年7月2日 夜9時〜

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宮地 眞理子(みやち まりこ)

1978年2月27日生まれ。神奈川県出身。女優として映画、TVドラマ、舞台などに多数出演するほか、CM、雑誌等でも幅広く活躍。趣味はボディボードと映画鑑賞。「映画は本当に大好きですね」との言葉通り、映画雑誌に連載を持っていたこともあり、自身でも「RAILWAYS」('10年)、「誘拐ラプソディー」('10年)に出演。ドラマではTBS「温泉へGO!」('08)にレギュラー出演する。特技は、新日本舞踊、合気道。
ミステリーハンターは今回で41回目(スペシャルの回は含まず)。

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近年日本ではエコで健康的なレジャーとして人気の自転車ですが、ヨーロッパでは伝統ある人気スポーツとして幅広い世代から愛されています。今回「世界ふしぎ発見!」では、毎年5月に開催されるジロ・デ・イタリアを取材。ジロ・デ・イタリアは、ツール・ド・フランスなどと同じくヨーロッパを代表する自転車レースで、最も距離の長いツール・ド・フランスに対し、最も過酷なレースとも言われています。ですが参加する選手たちがとても楽しみにしているレースでもあると言います。一体ジロ・デ・イタリアには、どんな魅力があるのでしょうか?自ら自転車にも乗り、レースを実況したミステリーハンターの宮地眞理子さんにお話を伺いました。

これまで自転車経験は?

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ロードサイクルには乗ったことがなかったですね。ごく普通の自転車体験だけです。子供の頃は自転車に乗って遊びましたし、中学くらいからは移動手段としてよく乗っていました。でも仕事をするようになってからは、ほとんど乗らなくなりました。少し長い距離でも歩くことが多いですね。駐輪所を探すのも大変ですので移動に使うこともなく、体を動かしたいときはウォーキングという感じです。ですから取材前に一度、ロードサイクルが趣味のディレクターさんにレッスンを受けたんです。自転車には乗れるので、一応乗れたのですが慣れない前傾姿勢と普通の自転車とはケタの違う高価なロード自転車にちょっと緊張して、思わずコケてしまいました。擦りむいて少し血が出ていたのですが、そんなことより自転車が気になってコケた瞬間「すみません!自転車大丈夫ですか!」と叫んでいました(笑)。

イタリア取材で自転車の魅力を発見できましたか?

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発見しちゃいましたよ〜(笑)。ありがたいことに素晴しい環境で走れたことも大きいですね。取材したロードサイクルの方たちが多く訪れる場所は、道も走りやすく景色もきれいで本当に気持ちよかったです。取材した方たちもみなさんおっしゃっていましたが、遮るものがない状態で風光明媚な景色を満喫でき、自然の匂いや風を全身に感じるのは、本当に心地いいものですね。そして子供から年配の方まで楽しめるのも素敵です。

ロード用の自転車と普通の自転車と違うところは?

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やはりレースで走ることを前提とした自転車ですから、スピードが凄いです。平坦な所でも、普通に漕いでいるだけでどんどん加速していくので最初はちょっと怖かったです。ブレーキをうまくかけながら漕ぐペースを変えていかないと暴走してしまいます(笑)。で、坂道になるとさすが!という威力を発揮して、これはもう普通の自転車とは比べものにならないくらいラクです。もちろん坂ですから普通の道より大変ですが、普通の自転車だったら20メートルくらいで諦めてしまいそうな所でもギアをチェンジして上れば大丈夫でした。車体も軽いですしね。私にとっては、むしろ下り坂が大変でした。しばらく緩い下り坂になっている海岸沿いの道を私が自転車で走り、スタッフの方たちはカメラを回しながら車で並走することがあったんです。あのときは辛かった!平らな道でも加速していくくらいですから、わずかな坂でももの凄くスピードが出てしまうのです。スピード自体は気持ちいいのですが、スピードが出た自転車を制御できないので、それが怖くてずっとブレーキをかけっぱなしで走ります。

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前傾姿勢で、ブレーキを適度に押さえたままという状態、これが肩と腕にくるんですよね。最初は「気持ちいい!」と笑顔だったのですが、だんだん無言になり、最後には顔が険しくなって心の中で「もうやばい!もうやばい!限界!」と叫んでいました(笑)。普通の自転車に乗っていた頃には思いも及ばない事態でしたね。取材前も足がつったり筋肉痛になるのではと心配していたのですが、足はけっこう大丈夫でした。そのかわり肩と腕がパンパンになって酷い筋肉痛になりました。これは大きな発見!でした(笑)。

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