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みなさんパワースポットに行ったことはありますか？今回はミステリーハンター・浜島直子さんが、イタリアのパワースポットを巡る旅へ。キリスト教文化の強いイタリアに、和製英語のパワースポットと同じ言葉はありませんが、でもそこにはたくさんの人々を引きつける、パワースポットそっくりの場所があるといいます。イタリアで見つけたパワースポットとは、一体どんな場所だったのか、まずは取材のお話を聞いてみましょう。

今回、訪ねた先は久々の…？

このところハッっと気付いたらゾウに乗っていたり、アレ？って思ったら首にヘビを巻いていたり!?「おかしい…、私はオシャレな雰囲気のヨーロッパ担当(※自称)だったはず」なんて思ってましたけど(笑)、今回は一年ぶりのヨーロッパ！イタリアのパワースポットをレポートしました。

一体どんなパワースポットへ？　

まず訪れたヴェローナは、愛のパワースポットと言われている場所。ロミオとジュリエットのモデルが住んでいたというお屋敷などがあるんです。事前の打ち合わせでは、「ラブラブなカップルがたくさん来ていて、日本でいうと縁結びの神様がいらっしゃるようなところ」と聞いていました。でも実際に行くと、みんな想像以上のラブラブぶりでもうあっちでイチャイチャ、こっちでイチャイチャ！完全に付き合っている風なカップルから、これから付き合いたいね…という感じの微妙なカップルまで、とにかく周りはカップルだらけ(笑)。

そんなカップルたちに囲まれているうちに、（もう3年は付き合ってるな）とか（まだ1年くらいかな〜）と、その進行具合を感知するイチャバロメーターが働くようにもなりました(笑)。中国、韓国、フランス、スペインなど様々な国の人たちがいましたが、観光客はわりと控えめで、イチャバロメーターの針を振り切るくらいハードなカップルは、やっぱり地元のイタリアっ子でしたね！

煩悩だらけの人にこそおすすめ！？
癒しのパワースポットで得たものとは…？

癒しのパワースポットとしてご紹介するのは、中世の街並みが残るアッシジ。聖フランチェスコゆかりの地です。
彼は裕福な家に生まれたけれど、ある時イエスの声を聞いて、これまでの生活を180度転換し、欲や邪念を捨て神に仕えるようになったそうです。服ですら財産だと思って裸になったそうですよ！私はそれを聞いてまず、「自分とは真逆の世界の人だな〜！」と思いました。私には煩悩が108どころか1080くらいはある気がしていて、そんな自分が嫌いじゃないんですけど(笑)、でも今回はそんな真逆の人物だからこそ、自分と重なり合わせることなく、客観的に彼を見ることが出来ました。

一体自分に何が足りないのかと冷静に考えられたりして。「飲みたい、食べたい、寝たい、買いたい、見たい…」の私に、聖フランチェスコの様な発想は今までまるで無かったけど、だからこそ彼の気持ちは頭を使って想像しないと理解できなくて、すごくいい刺激になりました！