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第1183回
セーシェル 楽園に埋められた海賊の財宝!

2011年4月23日 夜9時〜

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竹内 海南江(たけうち かなえ)

「世界ふしぎ発見!」で訪れた国は100ヶ国を突破!!104ヶ国に!!!
CM、文筆業またトラベルリュックや帽子のプロデュースなどでも活躍中。著書にエッセイ『おしりのしっぽ』『お姫様と山男』(集英社be文庫)、短編小説集『アフリカの女』(幻冬舎文庫)、中編小説『うたかたの月』(幻冬舎)、散文写真集「グリオの唄」(ブルースインターアクションズ)。
オフィシャルウェブサイトは「かなな共和国」
ミステリーハンターは今回で247回目(スペシャルの回は含まず)。

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今回はミステリーハンター・竹内海南江さんが、赤道直下のインド洋に115もの島々が浮かぶセーシェルへ!
地球最後の楽園と言われるセーシェルですが、実はこの場所に最初に住みついたのは海賊だったといいます。美しい景色の広がる楽園で、一体どんな発見が待っていたのか早速、取材のお話を聞いてみましょう!

インド洋の楽園セーシェルへ!でもレポートは海賊について!?

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青い海に白いビーチ…、とみんながイメージするセーシェルの歴史を紐解いていくと、なんと海賊が出てくるんですよ。美しい楽園の裏側に、実は海賊の野望が渦巻いていた!という感じですね。
インド洋に浮かぶセーシェルの島々は、昔からアフリカとインドを結ぶ航路の中継地だったので、様々な民族がやって来たり、飲み水の補給が必要な海賊が真水を得るための寄航地にしていたんです。でも人が暮らすようになったのはまだ250年程前で、海賊がセーシェルを拠点とするようになってから。人のいなかった時代のセーシェルの様子を見ようと、鳥の楽園といわれる島・バードアイランドもレポートしましたが、もし海賊が立ち寄ることがなかったら、セーシェルはそんな生き物だけの楽園だったのかも。意外だけれど、本当に海賊ありきの島なんですよ。

バードアイランドのロケで、スタッフが心配したこと?

バードアイランドでは、鳥の雛がとにかくみんな可愛いかったんです!しかも高い木の枝にいるのではなく、いたるところでその姿を見られるんですよ。すると、ポヨポヨ系の可愛さが大好きな私の行動が心配になったスタッフから「連れてっちゃダメだよっ。絶対ダメだよ!」と何度も釘を刺され、帰りの船では軽い身体検査!?確かにものすごく可愛かったですが、もしも私が雛鳥に触って、その匂いがついたために親鳥から育児放棄をされたら大変だと思ったから、そうっと見ていただけなのに…(笑)。もちろん心の中では、「許されるなら服の裾をたくし上げて、そこに雛たちを…!」と妄想するくらい可愛かったですけどね(笑)。

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垣間見える海賊の歴史!?莫大な海賊の財宝もこの島に?

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15世紀から始まった大航海時代、ポルトガルやスペインなどヨーロッパ諸国が新しい航路を開拓して、様々な物を船で運ぶ技術が発達してくると、やはりそれを横取りしようとする輩も出てきますよね。そうやって時代的に海賊が登場してきた流れの中に、実はセーシェルが含まれているんですよ。
海賊というと、カリブの海賊のイメージが強いですよね?でもカリブ海で略奪を繰り返した海賊たちが、後に活動場所をインド洋に変えて、今度はアジアの財宝を狙うようになったんです。そこで手付かずで無人島だったセーシェルは、おそらく財宝を隠すのにうってつけの場所だったのでは…?セーシェルはある意味、海賊の歴史とも深く交わってくる島なんです。

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