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第1181回
新発見が続々! アンコール王朝の光と影

2011年4月2日 夜9時〜

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浜島 直子(はまじま なおこ)

1976年9月12日生まれ。北海道出身。「はまじ」の愛称で親しまれ、雑誌、CMなどで活躍中のモデル。
特技は料理、ダイビング、ピアノ。エッセイ『旅の虫〜はまじの地球丸かじり〜』を講談社より刊行。TBS「暮らしのレシピ」(土曜、午前9時25分〜)、BS-TBS「LEE Style+(プラス)」(毎月、第2金曜23時〜※4月のみ第3金曜) にナビゲーターとして出演中。
ミステリーハンターは今回で60回目(スペシャルの回は含まず)。

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世界中から観光客が訪れるアンコールワット。9〜15世紀、カンボジアのアンコール王朝によって築かれた、壮大で美しいヒンドゥー教の寺院です。しかし熱帯の密林に栄えたアンコールの遺跡には、今なお多くの謎が残されています。 今回はミステリーハンター・浜島直子さんが、日本の調査団による今注目の発掘現場や、内戦後初めて行くことが可能になった遺跡を訪ねることに…。 様々な発見や出会いがあったという取材の様子について、聞いてみましょう。

アンコール王朝で神のように敬われた生き物とワクワクのスキンシップ?

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アンコールワットにはヘビの姿が数多く彫られていて、ヘビはアンコール王朝を知る手がかりにもなっているんです。今もその名残はあって、今年1月に2匹のヘビを、カンボジアの伝統にのっとって結婚させたという村に取材に行きました。子供の頃から虫や爬虫類が大好きだった私としては(※第1173回参照)、その巨大なニシキヘビを前に「うわ〜っ!」と喜びを噛みしめたかったんですが、今回もロケに行く前に北海道の母から「ヘビが好きじゃない人もいるんだから、あんまりニヤニヤしたら好感度が落ちるよ」とか「ちゃんとキャーって言いなさいよ」とアドバイスされたのを思い出し、はやる気持ちを抑えました。 実際にヘビに触らせて頂いた時は「わあ、意外に冷たいですね(柔らかくてひんやりしてて気持ちいい〜っ!)」「大人しくて全然、怖くないです(もっと触りた〜い!)」と冷静なレポート(?)に努めて、撮影は無事に終了。その後で「カワイ子ちゃんだね〜。お〜よしよし、ココ気持ちいいの〜?」と、ヘビを思う存分に可愛がっていました。するとそれを見たヘビの飼い主さんが、「そんなに好きなら、首にかけてみる?」と言って下さったんです!もちろん断るはずもなく「ぜひっ!」と即答。でも撮影の後だったから、「ええっ?」っと、その状況に気付いたカメラマンが慌ててカメラを回してくれました。 その様子を母に写メールで送ったら「なおの顔が喜びすぎてるよ〜!」と、ちょっと嬉しそうな返事がきました。いつも心配してアドバイスをくれる母ですが、色んなことを言いながら、実は誰より私の爬虫類レポートを楽しんでいるのは…、この母!?

放送されないシーンも?

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私がヘビに餌をあげるシーンも撮影する予定だったんです。でも全く食べてくれなくて、「前日にたっぷり餌を食べさせちゃったからな〜?」という地元の人と一緒に、「食べないの?おなかいっぱいなの?」って、餌をあげていました。ところが後でVTRを見ると、それがちょっと無理強いをしている雰囲気なんです。何とか食べてもらいたくて、片手に鶏の頭、もう片方の手にヘビをつかんでいたせい…!?残念ながら、その部分はカットになりました。

アンコール王朝が残した摩訶不思議な遺跡へ!
その道中、悪路を進むバイクタクシーで?

アンコールから北へ60kmのクーレン山では、川底に200mも彫刻が続く不思議な遺跡や、内戦時代の激戦地で、地雷がたくさん埋められた森の奥にあったため、最近ようやく立ち入り可能になった場所にある、摩訶不思議な遺跡もご紹介します!

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森の奥の遺跡へは、道が悪いためにバイクタクシーで向かいました。これが面白い体験だったんですよ。運転手さんはものすごく運転が上手で、デコボコの悪路でも比較的スムーズに行けるところを選んでくれたんですが、私は乗り方というか、どこにつかまればいいのかが分からなかったんです。どうしようか悩んで、おなかにしがみつくのも変だと思ったから、肩の辺りにそうっと手をのせてみました。そうしたら運転手さんは何も言わないので、(そうか、これで正解なんだ)と思って、そのまま身体は触れないように微妙な距離を保っていました。でもその体勢だと半端じゃない揺れ方をする度に、ヘルメットを被った私の頭が、すごい勢いで「ガンッ!」と彼の肩に!でも彼は無反応のまま、ひたすら走り続けてくれました。

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私たちのバイクはずっと先頭を走っていたんですが、途中、撮影の都合でカメラマンさんやほかのスタッフのバイクタクシーと、順番を入れ替わりました。それでふと見たら、みんなは座席の後ろ部分をつかんでるじゃないですか!?そこで私もやっと正解に気が付きました。私の運転手さんにはホント、悪いことしちゃいました…。でも結婚12年目の私としては、恋愛とかすっかり忘れているので(笑)、彼の肩に微妙なつかまり方をしながら、もしかして恋愛ってこんな風に始まるんだっけ?となぜか妄想が(笑)。甘酸っぱく、そして全く無反応な彼の態度がほろ苦いバイクタクシーでした…。

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