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第1180回
輝く宝石の島スリランカ
空中宮殿シーギリヤの謎

2011年3月26日 夜9時〜

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坂本 三佳(さかもと みか)

1980年9月13日生まれ。趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、写真、ギター。特技はクラリネット演奏、日本舞踊 名取(花柳静清三)。女優として数々のCM、ドラマ、映画に出演。
ミステリーハンターは今回で57回目(スペシャルの回は含まず)。

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輝く島を意味するスリランカ。古来良質で豊富な種類の宝石が産出する国として知られています。今回「世界ふしぎ発見!」では、ジャングルの奥に1400年もの間眠り続けていた遺跡シーギリヤの謎に迫ります。シーギリヤは、およそ1500年前に伝説の王カーシャパが復讐を恐れ密林に籠るために巨岩シーギリヤ・ロックを利用して造られた宮殿で、王亡き後には忘れ去られたというのです。しかし近年の調査で、今まで親殺しの狂気の王と言われてきたカーシャパ王の意外な一面がわかってきたといいます。シーギリヤには、どんなミステリーが秘められているのでしょうか?ミステリーハンターの坂本三佳さんにお話を伺いました。

出発の成田でハプニング

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今回の取材は、台本や資料を頂いた時からとても興味が湧いてきて、いつもより増して早く現地に行ってシーギリヤを見たい!と思っていました。そういう時に限ってなんですけど、出国する前に2日も成田で足止めされてしまいました(笑)。飛行機には乗り込んだのですが、機体の確認と整備ということで機内で待機していて、気が付くと5時間も経っていました。結局オイル漏れがあり、それを完全に修復できずその日のフライトは中止となりました。次の日には運行すると聞いていたのですが、やはり欠航になり、3日目にようやくスリランカへ飛び立つことができました。予定通りに行けなかっただけに、行きたいという想いはよけいに強くなった気がします。あの遺跡だけはどうしても行きたいと思いました。ですから無事飛び立てた時には本当に嬉しかったです。

宝石の島で三佳さんの大切な指輪を鑑定

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宝石と言っても数千円で買えるものから数億円するものまであります。ですが私たちは装飾品であり嗜好品で、贅沢なものとか富の象徴のイメージが強いですよね。でもスリランカではちょっと違うんです。宝石はパワーをもった神聖なもので、自分たちの身を守り、幸福を導くお守りという考え方が昔からあり、それが現在も受け継がれています。ホロスコープで自分のお守りとなる宝石を鑑定してもらって、それを常に身につけるというのがごく一般的なんです。今スリランカで人気なのは、9種類の宝石を惑星や星の動きに見立てたナインストーンと呼ばれるもののアクセサリーです。別にチョイ悪風でもないごく普通の警察官のおじさんも、ナインストーンの指輪をしていました(笑)。日本だったら勤務中にふさわしくないって注意されますよね。そして驚いたことに、スリランカでは宝石の採掘も昔ながらの方法で、機械を使わないのです。お祈りの儀式もきちんとしていました。機械を使ってラクしてガンガン掘るのは罰あたりという考えがあるのだと思います。ですから採掘は今でもとても危険で大変な作業なのです。

三佳さんの指輪も鑑定してもらったとか?

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その指輪は、父が母に贈った婚約指輪なんです。9月に入籍を予定していたので、母の誕生石ではなく、あえて9月の誕生石サファイアにしたそうです。ちょうど私が9月生まれということもあって、高校生くらいのときにその指輪を母から譲り受けました。鑑定していただくとルーペで私の指輪を見た瞬間に、鑑定士の方が「これはスリランカ産だね」と。30何年ぶりかに里帰りできたみたいです。鑑定士の方の説明を聞きながら、私は「パパやるなぁ」と父を見直していました(笑)。両親の思い出だけでなく、私の初めて訪れたスリランカの素晴しい思い出も加わった指輪ですから、これからも一層大事にしていきます。

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