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第1177回
進化するアジア マレーシアの秘密

2011年2月26日 夜9時〜

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日記(にっき)

1982年12月5日生まれ。東京都出身。
趣味は一輪車、フリスビー。特技はカメラ、絵を描くこと、陶芸、スキューバダイビングと多彩。ウェブサイト「空から猫が降ってきた」では自身の絵画作品などを紹介。ドラマ・映画・CMに数多く出演。レポーターとしても活躍中で、TBSの「夢の扉」に出演している。
ミステリーハンターは、今回が14回目。

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今回「世界ふしぎ発見!」の舞台はマレーシア。昨年、羽田・クアラルンプール便が片道8000円という衝撃的なキャンペーン価格で日本進出を果たしたローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社。その効果もあり日本からの観光客も急増し、人気に益々拍車がかかっているそうです。また退職後などのロングステイ希望国として、ハワイやオーストラリアを抜き4年間連続1位をキープしています。多くの人がここに住みたい、また来たいと思うのはなぜでしょうか?その秘密をさぐるためマレーシアに向かったのは、マレーシアが大好きで一人旅もするという日記さん。早速お話を伺ってみましょう。

衝撃価格のローコストキャリア

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私もアジアを旅行するときには、安いチケットを探しますが、片道8000円のキャンペーン価格には本当に驚きました。機内食が付かないとか、毛布が有料だとかそんなことくらいでは、あの価格を実現できないでしょうから、もっと根本的に今までの航空会社とは違うシステムとか体制をとっているのかもしれませんね。最高責任者の方にインタビューさせていただきましたが、まだ若い方で、ポロシャツ姿でしたし、お話を聞いたのも、一般の会社のミーティングテーブルのような所でした。権威とかイメージとかには全くとらわれていない感じがしました。お話の内容もとてもシンプルで合理的。価格の面で、バスに乗るように気軽に飛行機の旅ができるようにしたのが我が社だとおっしゃっていました。

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快適でゴージャスな空の旅を望む方は、他のエアーを利用した方がいいと。私も初めて乗りましたが、乗客は旅慣れている方や、頻繁に利用している方が多いという印象を受けました。羽田・クアラルンプール間はだいたい7時間半くらいですから、全く何も食べないとお腹がすきます。私が乗った便では、2回機内食を売りにきましたが、売り切れるくらいしか用意していないみたいなので、買えない場合もあるようです。ですから、搭乗口付近で売っているお弁当を買っていくか、お菓子などを持っていった方がいいと思います。それから今の時期は日本が寒いので厚着しているからいいのですが、機内はけっこうエアコンが効いて寒いので、薄着の夏はフリースのようなものを持っていくといいかもしれません。

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毛布を頼むと3000円くらいかかりますから(笑)。今まで私たちがよく利用してきたメジャーな航空会社みたいなサービスは望めませんし、民族衣装のような制服を着たきれいなCAさんが常に巡回していて、何かありませんかと微笑みかけてくれることもありません(笑)。それでもこれだけ低価格で、海外へ行けるというのはとても魅力ですよね。例えキャンセルしても大きな出費にはなりませんから、そういう意味でも気軽に計画して気軽に海外へ行けるようになったわけです。ローコストキャリアは、いろんな意味で画期的だなと思いました。

古都マラッカはどんな印象でしたか?

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マラッカは、高層ビルが立ち並び路地裏は活気に満ちているクアラルンプールとは対照的で、風情のある街並みでした。時間もゆったりと流れている感じです。なのに街を巡る人力車、トライショーはびっくりするくらいド派手(笑)。デコトラ並です。ラップをガンガン流しているトライショーもありました。街全体が静かなので、かなり目立っていました。マレーシアは、大好きで何度か来ていますが、マラッカは初めてで私にとっては新鮮でした。日本の京都のように落ち着いた雰囲気があって素敵な街だと思いました。王家の方たちや、大航海時代に貿易の中継地として栄えていたときにビジネスで成功した人たちのご子孫が今も暮らしていることも多く、高級住宅地なんですね。取材させていただいた方のお話を思い出してみると、皆さんマラッカを愛していて、そしてマラッカに生まれ育ったことに誇りを持っていました。王族のドリーさんという女性にお会いしたのですが、ドリーさんもマラッカから生まれた伝統や文化をとても大切にしていました。でも予想外にとってもパワフルでチャーミングな方で、お話していて楽しかったです。「お菓子を買っといたから、そこからお皿を出して好きなだけ食べて」なんておっしゃるとても気さくな方でした。そしてとっても大きな声で楽しそうに笑うんです。すっかりその笑い声が耳についてしまって、スタッフ一同お別れしてからも時々その笑い声が頭の中に浮かんでくるほどでした(笑)。

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