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第1174回
ブラジル 珍獣紀行!
熱帯草原と巨大哺乳類の謎!

2011年2月5日 夜9時〜

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諸岡 なほ子(もろおか なほこ)

1975年4月19日生まれ。福岡県大牟田市出身。中央大学・総合政策学部卒業。
趣味は読書、散歩。作詞家MONAとしても活動中。著書に旅のエッセイ&写真をまとめた『地球のどこかの秘境から!?』(実業之日本社)。
オフィシャルブログは、「旅の途中のスウィートホーム」。
ミステリーハンターは今回で43回目(スペシャルの回は含まず)。

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日本の国土の23倍の広さがあるブラジル。そこにはまだまだ私たちの知らない大自然が!今回はミステリーハンター・諸岡なほ子さんが、ブラジル内陸部に広がる熱帯草原・セラードへ向かいます。ブラジル国土の4分の1を占めるセラードは、アマゾンにも引けを取らない生き物たちの楽園!9ヶ月に及ぶ乾季が終わり雨季に入る時期、草原は緑に覆われ、生き物たちも活気付く季節です。知られざる生き物たちの楽園で、一体どんな発見が待っていたのか、取材の様子を聞いてみましょう。

生き物たち楽園!だからこそ思うようには…?

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今回はセラードの中でも、最も豊かな生態系が残された自然保護地区、世界遺産のエマス国立公園へ行きました。でも動物相手だとやっぱりこちらの思うようにはいきませんね…!撮影では、国立公園のガイドさんの「大体、この辺りにこの時間帯に出る」という言葉を頼りに目当ての動物を探すんですが、“この辺り”というのが既にものすごく広いから(笑)、結局、公園内をひたすら四駆で走り回る毎日に。だから朝は食料など必要な物を全部用意して出発!ランチも車のボンネットにパンやジュースを置いて、食事しながら動物探し(笑)。撮影を始めてしばらくは目当ての動物が中々いなくて、ちゃんと撮れるのか内心ハラハラでしたが、でも終わってみればダチョウの仲間のレア、アルマジロをはじめ…、思った以上の内容に!想定外のアナコンダとも遭遇しました!

セラードに林立する謎のタワー? 夜にはイルミネーションが!?

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シロアリによって作られる土のタワー“アリ塚”をレポートしました!アリ塚が林立する様子や、その仕組みも面白いんですが、エマス国立公園では雨季に入った頃、その夜に限ってアリ塚が光るんです!ただ撮影するのはこれも大変で、雨季だから毎日雨が降るけれど、雨風のある時にアリ塚は光らないから、その間は車でひたすら待つのみ。また雷もすごくて、広い草原にいるのは私たちくらいだから、落ちるとしたらまずそこですよね(笑)。最初は雷を避けていましたが、段々残り時間が少なくなってきて、最後は気合で撮影に臨みました!

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ついに撮影が出来た時は、日の入りと共に空が暗くなって、しばらくするとアリ塚に「ほわ〜ん」と灯りが!それから徐々に、草原に光が目覚めていく感じでした。でもしばらくアリ塚を見ていると、動かないアリ塚が光っているはずなのに、なぜか飛び回っている光もあるんです!?なんだろうと思ったら、その正体はホタル。地上では緑色の光が灯ったり、飛びまわったり、一方空では月の光と、時々雷も光って、真っ暗な夜に神秘的な光の世界が現れました!

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