12月13日 放送
フランス ボルドーのカピュサン市場
今日の商人は、フランス、ボルドーのカピュサン市場で
タパスの製造販売を行う
パスカル・デュピュイさん(51歳)です。
パスカルさんが、家族でタパス屋さんを始めた
一番のきっかけは、息子さんでした。
知的障害を持つアントワーヌ君を
社会の中で生きて行けるようにしたかったのです。
お店を始めて4年、今では人気の店になりました。
「機械を販売して、メルシーなんて言われたことが
なかったけど、ここでは、メルシーって言われる喜びを
家族で分かち合えるのが嬉しいね」
タパス作りによって、家族ごと社会と繋がることが
できたことは、パスカルさんに大きな喜びとなりました。
この手が、社会と家族の優しい関係を築いたのです。
東京都出身。
10代よりモデルとして活躍。
映画、TV ドラマ、ナレーションと幅広く活躍中。
世界各地で日々営まれている 「あきない」。
色とりどりの果物や、おいしそうな料理、ときにはあっと驚くあんなモノを商っているお店も。世界には様々な商品があります。そしてそこには必ずそれを売る商人たちがいます。
商人たちはどんな思いで 「あきない」 をしているのか、商人たちが描く夢とは。
この番組は、私たちの生活を一番近くで支えている商人たちがもつ 「無数の使命」 について、彼らの魂のこもった言葉と共に紹介していきます。