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原作紹介|日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』

2014年4月27日スタート、毎週日曜よる9時〜放送(放送は終了しました)応援ありがとうございました!

「ルーズヴェルト・ゲーム」池井戸潤
講談社文庫 / 定価:本体800円(税別)
逆転のドラマが、今はじまる──その溜息を歓声に変えろ!
発売以来大増刷を重ねる、池井戸潤の決定打!
大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。
廃部にすればコストは浮くが──社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む奇跡の大逆転「ルーズヴェルト・ゲーム」とは。
原作者
Jun Ikeido 池井戸 潤
【原作者・池井戸潤さんからのメッセージ】
Q.「ルーズヴェルト・ゲーム」のドラマ化と聞いて、まずどう感じられましたか?
かつてルーズヴェルト大統領が「野球で一番面白いのは、8:7の試合だ」といったことから、そのスコアの試合をルーズヴェルト・ゲームというのだ、とは、僕が中学生の頃、父から聞いた話です。そのエピソードがずっと心に残っていて、いつか小説に書きたいと思っていました。
小説は人間の内面や心情を描くものだから、試合のシーンは、簡潔にしか書いていません。たとえば、走者がヘッドスライディングしてタッチアウト!──なんて瞬間は、文章より映像で表現すべきものです。
監督の福澤克雄さんは大の野球好きですから、そんな野球のシーンをどう描かれるか、楽しみにしています。
Q.この作品に対する、池井戸潤さんの想いとはどのようなものでしょうか。
作品の構想を練っていたのはリーマンショックの頃で、景気が悪く世の雰囲気が暗かったため、映画「メジャーリーグ」のような、読んで元気になる野球小説を書きたいと思っていました。企業の野球部が舞台であれば、時代性を織り込んで、とっつきやすい物語になるのではないかという期待もありました。
主人公らしい主人公のいない群像劇なので、好きな登場人物を見つけて読んでいただければと思います。
Q.野球に限らず「社会人スポーツ部」というものをどうお考えになっていらっしゃいますか?
企業の存在意義のひとつが世の中への貢献であるなら、ただ利益を出すだけではなく、スポーツを始めとする文化的事業への投資もまた、大切な社会貢献なのではないでしょうか。
Q.池井戸さんが実際に野球をご覧になる際、楽しめる点差の希望はいくつくらいですか?
点差の希望はとくにありません。でも、7点取られて諦めていたのに終盤に8点取って逆転する試合があったら、野球観戦が病みつきになるほどおもしろいでしょう。一方、緊迫した投手戦での1対0もいい。シーソーゲームの6対5もいい。満塁ホームラン一本で逆転できる3点差以内の試合なら、「何か起きるかも知れない」と期待して、きっと最後まで見届けたくなるでしょう。
Q.池井戸さんご自身は「逆転した!」と思ったこと、これから「逆転してやる!」と思うことはあるのでしょうか。
僕はプロットなしで小説を書くので、主人公が絶体絶命の危機に陥っているのに、どう問題を解決したらいいのか分からなくなるときがあります。しばらくウンウン唸って、突然解決法を思いついたときでしょうか。
Q.原作ファン、そしてドラマを見ようと思っている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
制作チームは、「半沢直樹」でお世話になった方々です。彼らがどうこの小説を解釈し、再構築してくれるか、とても興味があります。圧倒的な熱量を注いで、好きなように作ってもらいたい。僕は一視聴者として、テレビの前で楽しみたいと思っています。
PROFILE
作家。1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。
『果つる底なき』(講談社文庫)で第44回江戸川乱歩賞、『鉄の骨』(講談社文庫)で第31回吉川英治文学新人賞、『下町ロケット』(小学館文庫)で第145回直木賞を受賞。
主な作品に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』(文春文庫)『ロスジェネの逆襲』(ダイヤモンド社)、『空飛ぶタイヤ』『不祥事』(講談社文庫)、『ようこそ、わが家へ』(小学館文庫)などがある。
趣味は、ゴルフ、写真、フライフィッシングなど。

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