2019年7月スタート毎週金曜よる10時

インタビュー

高橋一生さん(我聞慎二役)

演じる我聞慎二について

素直になれない人です。
凪のことを、自分のコントロールが効くところで守ってあげたいと思っている。そのために、押さえつけて、変わらせない。特に凪に対してはあまりにも攻撃的で…。本当に不器用な男だと思います。

慎二を実際に演じて

楽しいです。凪に対して自分の感情のコントロールが効かなくなっていってしまう慎二を演じて、“好きな人の前では、こんな過剰になってしまうんだ” と、お芝居をしながら毎回発見しています。
基本的には、坪井監督に 「やりすぎです」 と言われるまでは、振り切ってやろうと思っています。今のところ言われていないので、大丈夫なのかなと (笑)。
1話以降は、慎二の内面も描かれていくことになると思います。“あの時、慎二がどう思っていたのか” が物語に入ってくるので、そこで慎二の皆さんの見方がどう変わってくるのか、楽しみです。

台本を読んで

原作に忠実に描かれていると思いました。
漫画原作ですが、生身の人間が演じるので、どうやったらスムーズにその世界にいけるかと考えていましたが、その部分はとても緻密に構成されていました。もともと漫画を読んでいたのですが、台本を読んでシンプルに “おもしろい” と感じました。
出来る限り (原作に) 忠実にやりたいですし、“あ、漫画のこのシーンだ” と、ドラマを観て思ってもらえたらギミックとして面白いなと思っています。

このドラマの魅力

皆が皆というわけではないですけれど、多くの人の悩みや苦しみは、“人がいる” ということで発生しているものだと僕は思っています。この作品に出てくる、凪や慎二、ゴンをはじめとする登場人物たちは、人と向き合っていかざるを得なくなった人たち。それを面白おかしくライトに描いているけれど、実はとてもヘビーなことが起きていて。凪たちの物語と自分の生活とを照らし合わせて観ていただけると、より一層楽しめるんじゃないかと思います。

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