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原作紹介

早見和真「笑うマトリョーシカ」
(文春文庫)

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©早見和真「笑うマトリョーシカ」(文春文庫)

国民的人気を誇る若き官房長官。「彼が誰かの操り人形だとしたら?」そう感じた記者が、偽りの仮面に迫る。人の心の闇迫る長編ミステリー。

親しい人だけでなく、この国さえも操ろうとした、愚か者がいた。

四国・松山の名門高校に通う二人の青年の「友情と裏切り」の物語。
27歳の若さで代議士となった男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう一人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。
「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」
最初のインタビューでそう感じた女性記者は、隠された過去に迫る。

原作者・早見和真さんコメント

自分にとっての「おもしろい」とは何か?
自分はこれまでどんな作品を「おもしろい」と感じ、打ちひしがれてきたのか?
「笑うマトリョーシカ」はそういったことをはじめて分析し、噛み砕き、逆算して書き上げた物語です。
同じものを書けと言われても二度と書けない気がします。
似たようなニュアンスでも難しいかもしれません。
行き当たりばったりとは言いませんが、ずっとギリギリの綱渡りを続けているような執筆期間でした。

僕にとって一番おもしろいものは「人間」であり、「人間の業」以外にありません。
では、その「業」とは何なのか。
最後の最後まで「おもしろい」に全神経を注いだ作品です。
それが映像でどう表現されているのか、放送を心待ちにしています。

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