2020年01月19日(日)
みなさんこんにちは!
ついにスタートしました日曜劇場「テセウスの船」。
第1話は、お楽しみいただけたでしょうか???
前回の現場レポでは記者会見の様子を紹介しましたが、その中で「すごい雪の中でのロケのおかげで、壮大なドラマになった…」ということを榮倉奈々さんがおっしゃっていましたが、実際に第1話をご覧いただいて、みなさんもそう感じていただけたかと思います♪
ということで、今回の現場レポでは、第1話のクライマックスだった、竹内さん演じる田村心が、鈴木さん演じる佐野文吾を崖から救い出す! というシーンの撮影現場の様子を紹介させていただきたいと思います。
さて、原作の世界観を再現するために、雪景色の中で撮影が行われているほか、シーンによっては人工雪や飾りつけなどで雪景色を再現しているのですが、この崖から救出するシーンは、緑山スタジオの屋外にセットが建てられて撮影が行われました。

ざっと目測で、高さは5メートルほどでしょうか。この壁上の崖セットを中心として、放送ではその左右に実際の崖の映像がCGで合成されるんですね。
撮影現場では、吹雪を再現するために…、

櫓にはスノーマシンと大型の送風機が用意されています。
それにしても、かなりの吹雪ですね…、
(゚Д゚;)…ドキドキ
で、こちらが、

スノーマシンです。
この日は3台も用意されていました。
ちなみに、崖セットの裏側は…、

こんな感じです。
発泡スチロールを削って、崖の表面の凹凸を作って、その上からコーティングして固めて、色を塗っているそうです。
裏側の階段から上がれるようになっていました。
この崖セットの上へ立つのが、

心さんを演じる竹内さんです。
高いところが苦手な人は、ここに立つのはちょっと怖いかも…!
崖セットへ目を戻すと、がけ下へ落ちた明音ちゃん演じる子役のあんなちゃんを、鈴木さんが優しくエスコートしている姿が♪

ほどなく、セリフと動きを確認するドライ(リハーサル)が行われたのち、カメラが用意されて撮影テストが行われます。

崖下をのぞき込む心さんに対して、
「そうあってほしくない…、という思いでのぞき込みましょう」
「(文吾との会話では)文吾が本当のことを言っているのか? ちょっと考える間を作ってから、セリフを言いましょうか」
云々、第1話の演出を務める石井監督からの細かな指示に対して、的確に表現していく竹内さんです。表情や語気などなど、演じる役の心情を“本物”にしてしまう役者さんって、ホント、すごいですよねぇ♪
などなど考えていると、頭上にはドローンが飛んでいました。

ダイナミックな映像表現には、もう欠かせないアイテムですよね。
ちなみに、文吾さんたちが落ちたところは、こんな感じ…。

本物の雪のように見えるのは、工業用の塩だそうです。そして、そのお塩を…、

振りかけられる鈴木さんの図。。。
塩焼きにされるお魚の気持ちがわかりそうな…
<+ )))><
そして撮影は進みまして、いよいよ心さんが文吾さんを引き上げるお芝居の撮影です!

このお芝居は、鈴木さんをワイヤーで吊るして、竹内さんと鈴木さんの動きを補助する作戦が取られました。が、楽チンな感じで助け上げてしまうとリアリティーがないので、あくまでもワイヤーは補助的な力加減がポイントで、最後に崖の上へ上がる動きは、
「最後のところは、リアルに自分の力で引き上げてくださいね」
という石井監督の言葉に、
「うぉおおお〜っ!」
と雄たけびを上げる竹内さんです!
ちなみに、明音ちゃん救出シーンは、ワイヤーなどは使わず本当にあんなちゃんを引き上げたお二人。また、この文吾さんを助け上げるシーンは、いろいろなアングルから撮影が行われるので、動きのテストと本番を繰り返していたこともありますし、撮影が進むにつれて、お二人の疲れも徐々に溜まっていたはず…。
ですが!
「なんか、上るのが上手になってきちゃったので、もう少し難儀している感じをお願いします!」
との石井監督のリクエストが。
そんな監督の言葉に、
「はい!」と苦笑いで答えるお二人でした。
それにしても、疲れてきているのに上るのが徐々に上手くなってるなんて。。。♪
そうそう、実は鈴木さん、履いていた長靴の中に小石を入れて撮影に臨んでいたんです。
文吾さんが足を怪我している設定だったので、その設定を忘れて演じないよう、足の不自由さをリアルに感じるように入れていたそうです!
いやいや、演じる役に応じて自身の体形までも変えてしまう鈴木さんの、役者魂が垣間見られたようで、なんだか得した感じになっちゃいました番組サイト担当nobu-cであります♪
さて、大掛かりな撮影現場の片隅には…、

おしゃれな移動カフェが!!
実はこの移動カフェ、

鈴木さんと番組プロデューサー・渡辺さんからの差し入れでした♪
あらためまして、ごちそうさまでした〜♪