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みなさん、どうも！
さっそくですが、『SPEC零』レポ。
ニノマエにナンシーが殺された部分では、当麻同様にとっても切ない気持ちになった方も多いのでは？撮影は12月のクリスマス2日間夕方から朝までかけて行われました。ナンシーから血が噴出すブロックでは、「この映像テレビで流して大丈夫かなあ？」といいながらも、「思いっきり血を噴出させて」「結構、飛び散るから気をつけて」とかなり大胆な演出に！ナンシー役のシモネさんは、血のりだらけの身体のまま、さらにマスタードを！スタッフが常温のものを用意していたのですが、深夜の撮影ということもあり、マスタードは冷たい…。
堤監督 「寒いですよね。ごめんなさいね。でも、マヨネーズくらい、太くドボドボかけたくて…」
シモネさん 「大丈夫です」
スタッフ 「出口を太めにします」
神木くん 「大丈夫かなあ。顔にかからないか心配」
戸田さん 「鼻に入りそーー」
神木くん 「どうしよう…」
シモネさん 「鼻に入ってもがまんね（笑）」
戸田さん 「ナンシー応援してる！」
堤監督 「（笑）かられているときは絶対に動かないで」
シモネさん 「わかりました。がんばります」
と本番へ…。
もちろん、1発OKとなったのですが…現場周辺はケチャップとマスタードのいい香りが漂っていました。

さらに…タイムスライス（時が止まっているような映像）撮影時には、シモネさんは動かないようにしていただき、片足で静止しなければならない戸田さんはスタッフがワイヤーでひっぱり固定。

ナンシーを布団で包んでいます。

顔の血をメイク中。

戸田さんはこの体制のままストップ！

「絶対に動かないでねーー」と堤監督の掛け声で本番が始まり…戸田さん、シモネさん耐える耐える。身体を静止させること1分強…。ニノマエのスペックは、撮影準備に時間がかかり、さらに撮影中は静止してなければならず…とっても大変なのです。ということで、何枚重ね着していても寒くて寒くて凍えそうになる中、ナンシー役のシモネさんは薄着で、血のりやらケチャップやらマスタードやらをかけられ防寒が出来ない状態でしたが、「寒さは大丈夫ですか？」と心配するスタッフに「大丈夫。大丈夫〜」とシモネさん、終始明るい笑顔で撮影に挑まれていました。
当麻がナンシーを発見する部分では、「ナンシーを見て、揺すったら起きるんじゃないかといいう気持ちで」「思いっきりナンシーに寄り添って抱きしめる感じに」とあり、テストから涙をためて演じていた戸田さん。天をあおぐ姿がとても切なく、「当麻とナンシー、いいなあ」と堤監督。
当麻にこんな親友がいたとは…『劇場版SPEC〜結〜』でナンシーの姿が見られるのか！
ぜひ、チェックしてくださいね。