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TBS 夏うたSP『幸せの贈り物』

2009年7月24日 金曜深夜0時20分放送

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脚本について

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夏うたドラマSP「幸せの贈り物」脚本について
(プロデューサー:鈴木早苗)

今回の企画にあたっては、昨年募集した「第1回TBS連ドラ・シナリオ大賞」の最終選考通過者10名にプロットを募集し、その中から一本選んでデビューしてもらおうと社内であらかじめ決めていました。

今年3月から四回にわたって、「シナリオ勉強会」という名のもと、前出の10名に企画書や短編のシナリオを提出してもらい、TBSのプロデューサーたちがそれを論評する形でそれぞれの個性や得意分野を見つけてゆくという懇親会を開いてきました。
「勉強会」は6月で終了しましたが、10名の方々には、これからの即戦力として、一層の期待を寄せています。

今回、執筆に当たった鹽野さんは企画に独自性があり、深夜のドラマにしては重いテーマでしたが、プロデューサー、ディレクターも女性スタッフが多かったこともあり、コブクロの曲を十分に生かせるドラマが出来ると確信し、執筆をお願いしました。

「幸せの贈り物」について(鹽野佐和子)

昨年「TBS連ドラシナリオ大賞」の被最終選考者(ファイナリスト)が一堂に呼ばれてプロデューサーの方々とお会いする機会がありました。その席で鈴木早苗プロデューサーにお会いしたのが、今回の企画の最初の一歩です。鈴木Pが「産科医療」の題材にご興味があると聞き、私から「胎児診療」を扱ったドラマ企画を提案しました。それは残念ながら実現しなかったのですが、今回コブクロさんの曲と出逢い、形を変えて「幸せの贈り物」へと繋がっていったのです。
日本では、赤ちゃんは無事生まれることが当然のように考えられていますが、現実にはたくさんの赤ちゃんが生まれる前から病気と闘っており、出生後すぐに手術室に運ばれる子も珍しくありません。だからこそ「誕生」は奇跡だし、「成長」はありがたいことです。
そんな事実を多くの方に知って欲しいし、それを知ることで命の重みを改めて感じて欲しいと思い、「知る人」の代表として主人公の瑠璃を描きました。
しかし、このシナリオはスタッフの導きと支えのもとに作ったもので、まさに関係者全員にとって私をデビューさせることは「産みの苦しみ」だったに違いないのです。
私を産んでくださった関係者皆様、本当にありがとうございました。
そして番組をご覧になってくださる視聴者の皆様……
「はじめまして、お会いできてうれしいです、これからもよろしく!オギャーーーー!」


第2回TBS連ドラ・シナリオ大賞のお知らせ