大会概要

番組タイトル : 世界陸上ロンドン
大会正式名 | : | 第16回世界陸上競技選手権大会 ( 16th IAAF World Championships in Athletics ) |
---|---|---|
大会開催日 | : | 2017年8月4日(金) ~ 13日(日) |
開催地 | : | イギリス ロンドン |
メイン会場 | : | ロンドンスタジアム |
参加国数 | : | 205の国と地域 ( 見込み ) |
実施種目 | : | 47種目( 男子24種目 / 女子23種目 ) |
【 男子競技 】
100m 200m 400m 800m 1500m 5000m 10000m マラソン
110mハードル 400mハードル 3000m障害 20km競歩 50km競歩
4×100mリレー 4×400mリレー 走高跳 棒高跳 走幅跳 三段跳
砲丸投 円盤投 ハンマー投 やり投 十種競技
【 女子競技 】
100m 200m 400m 800m 1500m 5000m 10000m マラソン
100mハードル 400mハードル 3000m障害 20km競歩
4×100mリレー 4×400mリレー 走高跳
棒高跳 走幅跳 三段跳 砲丸投 円盤投 ハンマー投 やり投 七種競技
■ 出場資格 :
前大会 ( 北京大会 ) の優勝者、2016年ダイヤモンドリーグ優勝者
国際陸連 ( IAAF ) が定めた標準記録突破者、各種目1ヶ国3人まで
世界陸上とは

オリンピックと並ぶ世界最高峰の陸上競技大会、それが“世界陸上”です。
1980年に行われたモスクワオリンピックの西側諸国ボイコットという事件を機に世界陸上は新設され、
1983年にヘルシンキで第1回大会を開催されました。
全世界から200以上の国と地域から参加し、その総数ではオリンピックを凌ぎます。
当初は夏季五輪前年に4年ごとに開催されていましたが、
1991年の東京大会以降は夏季五輪前年と翌年の2年ごとに開催されています。
当初はヨーロッパ地域での大会が多かったのですが、2005年ヘルシンキ大会以降、アジアとヨーロッパの交互開催となることが2021年まで決定しています。
選手にとってもオリンピックに並ぶ価値を持ち、これまでも数々の名勝負が生まれてきました。
ロンドン
1983年から始まり、今年で第16回を迎える“世界陸上” 開催地はイギリスの首都『ロンドン』
人口は860万人を超え、街の各地が観光スポットとなっている世界で最も外国人旅行者が訪れる都市として有名。
世界陸上のメイン会場となるのは2012年ロンドンオリンピックのメインスタジアムである『ロンドンスタジアム』陸上競技はヨーロッパでも人気のあるスポーツで、大会開催中も連日多くの観客でスタジアムが埋まることが予想されます。

激動の2016年、そして2017年は…

新王者の誕生。NEWジェネレーションの台頭。
そして長く破られることのなかった記録の崩壊。
2016年はまさに“激動の年”となった。
リオデジャネイロ五輪では47種目中、実に36種目で新王者が誕生。
男子棒高跳世界記録保持者R・ラビレニ(30・フランス)、
女子100mで3連覇を目指したS・A・フレーザー・プライス(30・ジャマイカ)、
世界陸上・五輪で15 個の金メダルを獲得したA・フェリックス(31・アメリカ)など、
これまで世界の頂点に君臨してきた王者が敗れるという“まさか”が次々と起こった。
彼らに代わって、新王者に輝いたのはT・ダシルバ(23・ブラジル 男子棒高跳び)、
E・トンプソン(25・ジャマイカ 女子100m)、S・ミラー(23・バハマ 女子400m)。
いずれも五輪初挑戦、20代前半~中盤の新勢力。まさに新旧交代の象徴だった。
人類最速と最強の男、2大スターのFINAL

次世代の躍進と共に今大会最も注目すべきは人類“最速”と“最強”の2人の男。
これが現役引退レースとなるU・ボルト(30・ジャマイカ)と
今大会を最後にトラックからマラソンへ転向するM・ファラー(34・イギリス)。
2大スーパースターのファイナルを見届けようと、チケットの発売と同時に、
92カ国から100万人以上が申し込んだというほどの過熱ぶりだ。
ボルトとファラーが登場する大会初日からボルテージは最高潮にヒートアップする。
2020年TOKYOへ向けた第一歩
日本陸上界にとって、今大会は3年後に迫る東京五輪へ向けた新たな一歩となる。
去年のリオ五輪男子4×100mリレーで、
日本は山縣亮太(25)・飯塚翔太(26)・桐生祥秀(21)・ケンブリッジ飛鳥(24)を擁し、
国別世界歴代3位のタイム、アジア新記録で北京五輪以来の銀メダルを獲得した。
今回の世界陸上では金メダルという史上初の歴史的快挙に挑む。
Go For TOKYO 2020!
未来へ、そして夢をつなぐチームジャパンの新たな挑戦に注目したい。
