戦評

女子

2013年9月5日 (木)

日本 VS ベトナム

 VS 

得点スコア得点
325-9
25-16
25-20
0

この日が初戦となるベトナムは、ホームで2戦目となる日本の前に第1セットは思う様なプレーが展開できない。日本は石井や新鍋が次々に攻撃を決めて一気にリードすると、平井のブロードやサービスエースも飛び出して完全に流れをものにした。終盤、21-8となったところで前衛に長岡、後衛に近江が入ってそれぞれが攻守を強化。その2人の活躍もあって、このセットは危なげなくものにした。
 切り替えてきたベトナムは2セット目、本来のプレーを発揮して日本のコートを襲う。2-5とベトナムがリードを奪ったが、日本もそこから相手ミスや石井のスパイク、そして橋本のツーアタックなどで徐々に得点を重ね、逆転に成功した。中盤には平井のサービスエースや新鍋の時間差、そして石井のスパイクで一気にベトナムを突き放した日本。このセットも長岡と近江を投入し、盤石の体勢で終盤も連続得点をあげ、結局セットを連取した。
 3セット目もスタートこそ競り合うものの、平井の活躍や木村主将のフェイントが決まって少しずつ日本がリードを広げる。ベトナムもセンター線の得点を軸に粘りを見せるが、またしても平井のサービスエースが決まり、さらには橋本もエースを奪って勝負あり。最後は好調の石井がストレートに打ち込んで25点目、失セット0の快勝で世界選手権出場に王手をかけた。
 日本は、明日は試合なし。次は7日にオーストラリアと対戦する。

インタビュー

眞鍋監督

まず今日は先取が集中してプレーしてくれました。やはり今回の目標は何と言っても世界選手権の切符を取ることです。あさってのオーストラリアは高さがあるので、全員バレーでベストを尽くします。

木村選手

昨日より、今日はミスが少なくてよかったです。(石井選手が)苦しいところで決めてくれて助かりました。オーストラリアは強打を打ってくる選手もいますので、ディフェンスからしっかりやりたいと思います。

石井選手

サーブレシーブをあまりしない分、もっと点数を取らないといけないですが、みんなにカバーしてもらいつつ、頑張りました。サーブでもみんな攻めて崩せたのでよかったです。また、チーム一丸となって頑張ります。

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