バンキシャ

女子

Vol.02

節目の50歳

2013年8月21日 (水)

眞鍋政義監督が節目の50歳を迎えた。
夕食時に 「ハッピーバースデイ眞鍋さ〜ん♪」 と選手たちが歌う中、
ケーキを吹き消す “知将” のその表情は笑顔で満ちていた。

普段から選手たちやスタッフも眞鍋監督の事を「監督」とは呼ばず「眞鍋さん」と呼ぶ。
それだけ距離感が近いという事。
厳しい練習というイメージがある女子バレー界の中で、
眞鍋監督が指揮するそれは、ただ厳しいというより、
緻密に計算された中で行われているという感じが常にする。

スタッフ、コーチにそれぞれポジションを与え、
やりがいを持ってそれぞれの担当に当たらせる。
練習中も黙って見つめる時間が長く、ここぞと言う時にしか声をかけない。

何より選手が信頼する理由は、それで結果がついてきているという事。
キャプテンの木村沙織は言う 「世界一と眞鍋さんが言うと本当に出来そうな気がする」

誕生日会のあと、眞鍋監督は静かに語った 「いよいよ50、あと3年間が勝負」
リオデジャネイロ五輪までの3年間に全てをかける思い。
そして、そのためにも真の世界一を決める世界バレー本戦には
絶対に出場しなければならない。

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