泣いたり、笑ったり、忙しい。
前回からの謎がスルスルとほどけていくように始まりましたね。
すずめちゃん、真紀さんが幹夫さんが強盗したと知ったら失望するから、それよりは軟禁のほうがマシだろうと考えて、自ら縛られたのかなと。幹夫さん、早く有朱さんのことを話してっ!てヤキモキしながら見ていました。でも、それができないのが幹夫さんなのかなと。
コンビニでの真紀さんとすずめちゃんのやりとり。行かないでほしいという想いが全身から溢れ出ていて涙が止まりませんでした。
東京の自宅で真紀さんと幹夫さん、ようやく言えたお互いの本音。夫婦二人の最後の食事は切なかったです。最後にハグではなく握手だったのは、「ありがとう、さようなら」の真紀さんからのメッセージだと受け取りました。
淀君有朱さんの相当深い闇にも目が離せません。
冒頭の車や人がすれ違うさまの絶妙さ、そして、巻夫婦の話を軸に、理屈っぽい家森さん、真面目で天然な別府さんが要所要所に織り交ぜられていて、語彙力がなく、安っぽい表現になってしまいますが、本当に素敵な作品ですね。
別荘の食卓は4人で囲んでいてほしい。他愛のない会話も、素敵な演奏も。別府さん、家森さん、真紀さん、すずめちゃんが現実からふっと寓話の世界に連れて行ってくれること、来週も楽しみにしています。